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いつか回復すると信じ、コロナで死亡した遺体と1年半も暮らしていた家族

カラパイア


 死亡診断されたが実は生きていたという仰天ニュースが時に伝えられるが、今回はその逆だ。

 複数の死亡宣告が出され、死んでいることが確実な男性を「昏睡状態だがいつか回復する」と信じて自宅へ連れ帰り、1年半も遺体と一緒に暮らしていたインドの家族。

 発見時、遺体はかなりミイラ化が進んでいたという。



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新型コロナにより去年死亡した男性

 インドのクジャラート州アフマダーバードで税務署職員として働いていたヴィムレシュ・ソンカーさん(35歳)は、去年4月19日にコロナに感染し、自宅近くのウッタル・プラデーシュ州中部カーンプルのモティ病院へ入院した。

 しかし、その3日後の22日、両側性肺炎となり死亡した。

 息を引き取ったヴィムレシュさんの遺体は、死亡の再確認のために別の病院へと搬送された。

 そこで改めて両側性肺炎による死亡が確認され、死亡診断書が発行された。

 医師は、死亡診断書をヴィムレシュさんの家族に手渡したが、家族はヴィムレシュさんが死んでいるという事実を受け入れなかった。

 家族は「まだ死んでいない。昏睡状態になっているだけでいつか回復する」と判断し、遺体を自宅へ持ち帰った。

photo by iStock

1年半遺体と一緒に暮らしていた家族

 家族は、その日から遺体と一緒に暮らし始めた。

 もっとも、彼らにとっては遺体ではなく、ヴィムレシュさんはそのうちいつか目覚めると信じていた。

 そのため、ヴィムレシュさんの妻や子供たちと同居している両親や兄弟、そして親族一同は、交代で1日3回ヴィムレシュさんの体を消毒剤で綺麗にし、毎日着替えさせ、24時間エアコンをつけたままにして、世話をした。

 一部のメディアが伝えたところによると、ヴィムレシュさんの妻は直面した状況に精神的に不安定になっていたようだ。

 また、家族はヴィムレシュさんが最初に病院で死亡したことを伝えられた時、呼吸しているように感じたそうだ。

 だから、亡くなったという事実を受け入れたくなかったのか否かは不明だが、妻は夫が昏睡状態から一日でも早く目覚めることを信じて、毎朝遺体にガンジス川の聖水をまき散らし続けていたという。

photo by Pixabay

ミイラ化した遺体が発見

 最終的に、去年の4月以来、ヴィムレシュさんが仕事を休んでいるとカーンプル地区行政に苦情を申し立てたヴィムレシュさんの勤務先の同僚らが自宅を訪問し、遺体発見となった。

 後日、この件を調査している警察はこのように話した。
ヴィムレシュさんの事務所スタッフが家族に彼の居場所を尋ねると、ヴィムレシュは病気だと答えたようです。

家族は自宅に酸素ボンベも持っており、ヴィムレシュが昏睡状態にあるので自宅で治療を受けていると地元の人々にも伝えていました。
 驚いた訪問者は、警察に通報。警察によって状況が通知されるとヴィムレシュさんの遺体は再び病院に運ばれ、そこで再びの死亡確認がなされた。
ここで犯罪が行われたわけではないので、私たちは誰に対しても何の行動も起こしません。家族は、ヴィムレシュさんの遺体が当局によって運び出されるまで、ヴィムレシュさんがまだ生きていると確信していました。
 モティ病院の医師によると、ごく稀に遺体が特定の化学物質で定期的に洗浄され、湿気と空気が少ない場合、遺体は分解されずにミイラ化するという。

 ヴィムレシュさんの家族が、遺体を長期間保存するために何を使用したかはまだ不明だが、警察には「化学物質を一切使用していない」と主張しているようだ。

 9月23日、ヴィムレシュさんの家族はついに遺体を火葬することに同意し、警察が立会いのもと、ヴィムレシュさんは荼毘に付されたということだ。

References:Widow hid husband’s ‘mummified corpse’ in home for 18 months / Family Lives With Corpse for Over a Year, Thinking It’s Only in a Coma/ written by Scarlet / edited by / parumo

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