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食事をしたばかりなのに「何か食べたい」…食後に襲ってくる“食欲”の正体とは? 内科医に聞いてみた

オトナンサー

市原さん「日常的に高脂肪食を摂取する人や、肥満の人は、食事によるグレリンの分泌低下が鈍くなり、食欲を抑えにくくなる傾向にあります。また、睡眠不足の人は食欲抑制ホルモンであるレプチンの分泌が減り、食欲増進ホルモンであるグレリンの分泌が増えることが分かっています。なお、女性の場合、生理前の高温期に黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌されますが、このホルモンには食欲増進作用があります」

Q.食後に「何か食べたい」と感じたとき、実際に何かを食べてもよいのですか。

市原さん「食事の量が明らかに十分でバランスもよかった場合、可能であれば、食べるのを控えた方がよいです。食欲に関連するホルモンとは無関係に、単純に食後の補食が癖付いてしまっている場合もあるからです。どうしても食べたいのであれば、無糖のヨーグルトや少量のナッツなど、カロリーが少なめのものを選びましょう。

また、サラダなどの野菜でおなかがいっぱいになったにもかかわらず、まだ何か食べたい衝動に駆られた経験はありませんか? これは糖質を摂取していないことが原因である可能性が高いので、糖質を少し取る方が食欲を抑えられることもあります。小さなおにぎりやパンなど工夫してみてください」

Q.食後に何かを食べたくなる欲求を抑える方法や、健康的に満腹感を得るためのポイントはあるのでしょうか。

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市原さん「単純に食後の補食が癖付いている人も多いと思いますが、この場合は我慢する他ありません。重要なのはやはり、糖質を含むバランスのよい食事です。満腹感を長時間維持させたいのであれば、消化の遅い食物繊維を多く取ることもお勧めします」

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