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乱入した犬に意外なドラマが…ピッチでは選手が見事な対応で捕獲! 試合後には車に轢かれそうな所を助けられる

超ワールドサッカー

ブラジルでピッチに乱入した犬に意外過ぎるエピソードが待っていた。

事件が起きたのは28日に行われたカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)第28節のコリチーバvsセアラーの試合だった。

コリチーバのホーム、マジョール・アントーニオ・コウト・ペレイラで行われた試合だったが、前半途中にピッチ内に犬が侵入。縦横無尽に走り回っていた。

その犬をコリチーバのMFヘスス・トリンダーデが確保したかに思えたが、犬はマークを振り切るかの如くに走り去り、ゴールへ向かっていく。

しかし、そこにはスタッフが。捕まってはならんとゴールを回り、再びピッチに走り出したが、なんとバイタルエリアで待ち構えたコリチーバのMFアレフ・マンガの元へと自ら寄っていき、最後はお腹を見せるまでに。しっかりと取り押さえられ、そのままスタッフに運び出されていた。

アレフ・マンガは犬好きなのか、無理矢理捕まえようとするのではなく、おいでと言わんばかりに腕を広げて迎えることに。これが効いたのか、犬も駆け寄って行ったのだ。

しかし、この話には続きがあったのだ。

ブラジル『グローボ』によると、コリチーバファンの男性ブルーノ・カスティーリョさんが試合観戦を終えて家に帰ろうとした時、スタジアムの近くで犬が轢かれそうになっているのを見かけたという。

ブルーノさんは犬を助けた後、犬を置いて家に向かうことに。ただ、この犬が付いてきたというのだ。困ったブルーノさんだったが、犬をよく見ると、なんと試合中に乱入していた犬だということに気がつくことに。結局そのまま家に連れ帰ったという。

ブルーノさんはこの犬に「マンガ」と名前を付け、翌朝獣医に連れて行ったとのこと。飼い主が現れるまで、預かることに決めたようだ。

すぐに「マンガ」のインスタグラムを開設。飼い主を探すために情報を発信していくことにしたようで、「マンガ」は1歳から2歳で、去勢済みとのこと。ケガもしておらず、健康状態も問題ないとのこと。体重は12kgあるという。

無事に飼い主が見つかるのか。それとも、ブルーノさんが飼ってしまうのか。ピッチに乱入したのも、飼い主を探していたのかもしれない。



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