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メドベージェフ「ストレスはいい事」

テニス365


ダニール・メドベージェフ
画像提供:テクニファイバー

tennis365.netは9月下旬、世界ランク4位のD・メドベージェフへインタビューを実施。前編はテニスについて、後編は使用ギアであるテクニファイバーについて掲載する。

前編では世界ランク1位を記録したことやR・フェデラー(スイス)の現役引退、そして今季残り約2カ月となったシーズンについて語った。

26歳のメドベージェフは昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)でN・ジョコビッチ(セルビア)を下し四大大会初制覇を達成。今年2月には自身初となる世界ランク1位にも輝いた。

しかし、今年の全米オープンでは前年覇者として第1シードで出場したものの、4回戦でN・キリオス(オーストラリア)に屈し敗退。その後、世界ランキングは4位へ後退した。

【メドベージェフ インタビュー】

Q.世界1位になるのは夢でしたか?
A.そうですね。けど、本当になれるかも!と思い始めたのはTOP5に入ってからでした。僕がツアーを回り始めたときはロジャー(フェデラー)・マレー・ラファ(ナダル)・ノヴァーク(ジョコビッチ)がピークの時代でした。彼らのテニスを見て、それを越えられるの?と思っていました。けど3年前のアメリカハードコートシーズンでいい結果を残せたときは、このままのレベルのテニスがずっとプレーできればトップになれると思いました。

Q.世界1位になったことで、大会に臨む際の自身の気持ちや、周囲からの見られ方の変化はありましたか?
A.正直、ないですね。僕はずっと毎日ジル(コーチ)とランキング関係なくテニスを磨けるようにコートに立っています。もっと大きい大会に集中したいとは思っています。ランキングが上がり、結果が出て大会を優勝し出すとやっぱり大きい大会に向けてテニスも身体もベストコンディションを持っていきたいですね。しかし、大きい大会に向けていいリズム(勢い)が必要なので小さい大会に出る必要もありますね。結果、あまり何も変わっていないです。

Q.先程、フェデラー選手の引退が発表されましたがどう思われますか?
A.テニスファンはもちろん、テニスをしない人もロジャーの存在と功績は知っています。彼とは0勝3敗だったので僕が勝利を挙げられずに彼に引退されるのはとても残念ですが(笑)彼がいなくなるのは寂しいですね。

Q.フェデラー選手との思い出の試合は?
A.初めて対戦した時ですね。2018年の上海マスターズです。僕は前週の東京(楽天)で予選から勝ち上がり優勝したので絶好調でした。1回戦では中国の張選手と対戦し、なんとかフルセットで勝ち2回戦トップシードであるロジャーとの試合が決まりました。僕もロジャーもとんでもなく高いレベルのテニスでした。負けてしまい悔しかったですがとってもいい試合でした。

Q.クレーは好きではないですか?
A.笑。小さな理由はいろいろありますが正直、好きではないですね。とは言え、いい結果を出したこともあるので来年のクレーの大会ではレベルアップできるよう、精一杯努力します。

Q.今、何か改善しようとしている事はありますか?
A.ええ、今年のアメリカハードコートシーズンではサーブがよくなかったので今は沢山サーブの練習をしています。すぐ良くなると思います!なぜかと言うと昔、バックハンドは心強い武器だったんですが、フォアハンドは本当に使い物にならなったんです。その時、フォアハンドの練習ばっかりしていたらバックハンドよりフォアハンドの方が上手くなりました。なので、近日中にサーブがよくなると思います。



Q.試合中に緊張することはありますか?また克服方法を教えてください。
A.もちろん、もちろん!緊張はします。タイブレーク10-10の時は緊張するでしょ!経験が1番大事だと思います。僕は試合後、どう改善できたか考えます。
ストレスはいい事ですよ。試合中ストレスを感じなかった場合、多分どうでもいいと思っているという事でしょう。僕は必ずストレスを感じます。もちろん満員のスタジアムでプレイする時・タイブレークになった時はストレスレベルが上がります。やはり経験が多いとストレスは和らげやすいですし、呼吸法とかテニスと全く関係ない事を考える時もあります。
もちろんポイント中はなく、チェンジオーバーの時にですが 笑。人それぞれだと思いますが、確実に言えるのは1度グランドスラムの決勝戦とか満員のスタジアムで試合を経験すれば次回はもうちょっと楽になります。

Q.今年の残り2、3カ月のスケジュールと目標を教えてください。
A.今年は残り5大会です。メッツ、ヌルスルタン、ウィーン、パリ、ツアーファイナルの予定です。この5大会で最大獲得できるポイント数は3,750ポイントなので、目標はポイントを多く取ることです。

後編では、テクニファイバーのラケットやギアに関するインタビューを掲載する。

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