ハイクオリティな自作フィギュアの動画を公開しているYouTubeチャンネル「ビキのフィギュア制作日記」にて、尾田栄一郎の人気マンガ『ONE PIECE』の主要キャラクター・ゾロのフィギュアが作成される様子が公開され、視聴者から反響を呼んでいる。
(参考:【写真】圧巻! 武装色でゴリゴリの『ONE PIECE』ゾロのフィギュアが出来上がっていく様子)
同チャンネルは、2020年5月1日に開設。概要欄には「一般大学生が色んなフィギュアを制作していきます」と記載されており、「メインはONE PIECE」という言葉も添えられている。実際これまでには『ONE PIECE』に登場するキャラクターの数々も制作されている。
そんな中「粘土で武装色ゴリゴリのゾロのフィギュア作ってみた Scupting RORONOA ZORO -OnePiece-」と題した動画が公開された。概要欄では「今回はゾロのフィギュアを作ったんですが、何とこのゾロ作り始めたのは半年以上前です。その期間に僕も少しは成長してるので、『何か違うんだよな~』とやる気が無くなり、ボツにしようとしてました」と記載しつつ、「しかし刀三本を作った所で大変過ぎてこれをボツに何て出来ない!!となりちゃんと完成させました。頑張ったので刀だけでも見て下さい」とアピールしている。
動画が始まると、粘土を使って造形を整えていく。ゾロの筋肉の隆起、迫力ある表情、衣装の質感などが見事で、これだけでも迫力満点の仕上がりだ。「頑張ったので刀だけでも見て下さい」とアピールしている通り、確かにボツにするにはもったいないと思える。
広告の後にも続きます
そこから、上半身、下半身、顔面など一旦パーツをバラバラにしてから色塗りをスタート。基本的にスプレーを駆使しながら丁寧に色をつけていく様子が映し出される。そうして完成した作品は、戦闘により出来てしまった傷が生々しく描かれつつも、気迫に満ちたゾロの姿が確認できる。
この造形美に惚れ惚れしている視聴者も多くいるようで、「凄すぎて言葉が出ない。今まで見てきた造形の人の中で群を抜いて上手い」「これをボツにするなんてもったいない!!」「お蔵入り動画にならなくて良かった コレは世に出すべき動画です」など、称賛の声がコメント欄に続々と寄せられている。
『ONE PIECE』ファンはもちろん、そうでない方も動画を見れば技術力の高さに驚くはず。およそ1ヶ月ぶりに更新された「ビキのフィギュア制作日記」が、次はどんなキャラクターを立体化してくれるのか、楽しみだ。
(中山洋平)