『サイレント・ナイト』©2020 SN Movie Holdings Ltd11月18日公開のキーラ・ナイトレイ主演映画『サイレント・ナイト』の予告編とメインビジュアルが公開された。
参考：キーラ・ナイトレイがジェスチャーゲームで弾ける 『サイレント・ナイト』場面写真公開
本作は、人類が滅びゆく“地球最後のクリスマスイブ”を舞台に、クリスマス映画とディザスター映画を融合させたファミリードラマ。『キック・アス』や『キングスマン』シリーズを手掛けたマシュー・ヴォーンが製作を務めた。
田舎の屋敷でクリスマスのディナー・パーティーを催そうとしているイギリス人夫婦のネル（キーラ・ナイトレイ）とサイモン（マシュー・グード）、彼らの息子たちであるアート（ローマン・グリフィン・デイヴィス）、双子のハーディ＆トーマスの5人家族のもとに、学生時代の親友たちとその伴侶が次々と集まってくる。子供を含む全12人の男女は久々の再会を楽しんでいたが、今年はいつものクリスマスとは違っていた。あらゆる生物を死に至らしめる謎の猛毒ガスが地球全土を席巻し、明日にもイギリスに到達するのだ。果たして、彼らは“最後の聖夜”をどう過ごすのか。
公開された予告編は、クリスマスイブのディナーパーティーでネルとサイモン、息子のアートたち家族のもとに、親友たちが次々と集まってくるシーンから始まる。久々の再会を喜びつつ、一同はネルが腕をふるったご馳走と美味しいお酒を楽しむ。そんなパーティーの最中、ネルは「安らかな死に」という意味深なセリフで乾杯の音頭を取る。実は大人たちはパーティーを満喫した後、政府が配布した「EXITピル」という自殺用の薬を飲み、共に“尊厳ある死”を迎えるという協定を結んでいるのだ。何も知らない息子のアートは、スマホで人類を絶滅させる毒ガスについて調べている。大人たちは子供たちに「親として分かってほしいの。私たちは悪くない（でも、“死”を受け入れるしか、どうしようもないのよ）」と説明する。しかし、純粋な子供たちは困惑する……。本当に人類は絶滅してしまうのか。もしも、安らかな自殺を推奨している政府が間違っていたら？ そして、謎の猛毒ガスは地球全土を席巻し、ネルたちの屋敷にも間もなく到着してしまうのだ。果たして“最後の聖夜”に彼らが取った選択とは。
（リアルサウンド編集部）
