三振に倒れた村上宗隆(28日、写真・時事通信)
9月13日に王貞治氏に並ぶ日本人選手のプロ野球最多タイのシーズン55号本塁打を記録したヤクルトの村上宗隆選手。新記録も間近かと思われたが、9月28日の阪神戦も無安打と、11試合連続でノーアーチとなってしまった。
連続打席ノーアーチはこれで48打席となり、今季自己最長を更新した。
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「村上選手は過去の名選手もぶつかった “56本の壁” に直面しているといえます。
2001年の近鉄のタフィ・ローズ外野手や2002年の西武のアレックス・カブレラ内野手も55号の記録を達成したとき、まだ5試合を残しており、両選手の量産ペースなら56号も間違いないと思われました。しかし、さまざまな重圧もあり、ついに “壁” を越えることができなかったのです」(スポーツ紙記者)