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日本名輪会・山口健治「江戸鷹の目診断」自在に仕掛ける松浦が5度目の記念V

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 SS班は出走していなかったとはいえ、2月のGIII高知で優勝している阿部将大(大分・117期)。まくりは強烈で、初めてのGI戦、寛仁親王牌(10月20日~)への出場も決めている。地元の若手先行の1人。予選は突破しなければならない。

 山根将太(岡山・119期)は、3月玉野記念(〈2〉〈3〉〈2〉〈9〉)の決勝戦で、松浦(2着)に前を任された。今回は、その再現が目標になる。

 劣勢の北日本勢の中、奮起に期待したいのが石井洋輝(福島・115期)だ。GIII実績はないものの、先行して粘るのが武器。初日に好走すれば勢いに乗る。

山口健治(やまぐち・けんじ):1957年1月、東京都荒川区生まれ。競輪学校38回生卒業チャンピオンとしてデビュー。主なタイトルは日本選手権、競輪祭(2度)。09年1月引退。現在「スポーツ報知」評論家。

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