アメリカの人気YouTuber「MrBeast」(登録者数1億人)が“円”の中で100日間過ごせれば50万ドル(約7000万円)というチャレンジを実施し、反響を呼んでいます。
100日間過ごせば50万ドル
『フォーブス』が発表した2021年「最も稼いだYouTuber」では、年収約62億円で堂々の1位に選ばれたMrBeast。4億円をかけ“リアル・イカゲーム”を開催したり、“窓のない部屋”で過ごすだけで毎日1万ドルをプレゼントするなど、大型の企画で知られています。そんなMrBeastが今回実施したのは、“円”の中から100日間出なければ50万ドル(約7000万円)獲得できるという企画です。
一面の野原の中に描かれた、半径10メートルほどの赤い円。そこで100日間を過ごすのは、MrBeastのファンである男性Shawnです。
MrBeastは、円の中に“ポータブルハウス”をクレーンで搬入。中には、食糧やその他生活必需品が用意されており、キッチンやシャワーも完備されるなど、住み心地は悪くなさそう。Shawnも10日目までは、菜園や筋トレなどで生活を楽しんでいました。
しかし14日目にはトルネードが接近し雨漏りが発生。Shawnのストレスは徐々に溜まっていきます。常にカメラで監視されているのもストレスの要因になった様子。25日目には、MrBeastの計らいで、観覧車やバッティングゲームなど“レジャー施設”が建てられ、息抜きをする場面も。
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妻と4人の子供を抱えるShawnは、ポータブルハウス内に隠された娘の手紙を見つけたとき、喜びを感じるとともに孤独感を強く覚えたのだとか。39日目は父の日だったこともあり、サプライズで家族が1泊し、Shawnはプレゼントを受け取りました。
50日目、MrBeastがここでやめても10万ドルを渡すとShawnを誘惑します。さらに一晩中マーチングバンドが演奏するなど、ストレスフルな1日を過ごすことになりましたが、Shawnは諦めません。
ポータブルハウスが真っ二つに
その後も食糧が腐るなどさまざまトラブルを乗り越え、チャレンジ開始から90日目。MrBeastは業者を呼び、なんとポータブルハウスを重機で真っ二つにしてしまいました。92日目にはMrBeastが再び誘惑。ここでやめても25万ドルと伝えますが、Shawnは
ここでチャレンジをやめるなら死んだ方がマシだ
と語気を強めました。
その後も、半壊しているポータブルハウスが雷雨に見舞われるなど、Shawnのストレスはますます募ります。96日目には、円の周りにスピーカーが置かれ、目覚まし時計のベルが鳴り続けるという嫌がらせが。98日目には、円の周りが10人ほどのピエロに取り囲まれるなど、精神攻撃を受け続けるShawn。99日目には、ついに屋根が剥がされるなど、ポータブルハウスはもはや家の体をなしていません。