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「今は結婚を考えられない、ごめんなさい」と断ったワケ

幻冬舎ゴールドライフオンライン

「もう、がんばらなくていいんだよ」ルールに縛られる家族の行方とは。※本記事は、夕凪丹麗氏の小説『氷のトンネル』(幻冬舎ルネッサンス新社)より、一部抜粋・編集したものです。

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結里亜は練習の成果が出て、斜面を横切るように滑る斜滑降も、スキー板を揃えてターンできるようになった。

「結里ちゃん、上達が早いね」

と驚いている恭一に、

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「恭一さんの指導のおかげです」

と結里亜は笑顔で言った。

「板を揃えて滑るのは、初心者だとなかなか難しいと思うけどすごいよ。俺の姉ちゃんなんて四、五回スキーに行って、やっとできるようになったんだから」

と恭一が言うので

「じゃあ、私は素質があるのかな」

と結里亜は少し得意気に言った。それから、四人はレストランでお昼を食べた。恭一は、みんなの飲み物を買いに行ったり、食べ終わった器を下げたりとよく動いていた。結里亜がレンタルしたスキー板を返しに行く時も恭一は付き添って運んでくれた。

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