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【JBA審判グループに聞く!(後編) 】注目!「ヘッドコーチチャレンジ」と「世界で活躍する日本人レフェリー」

バスケットボールキング

開幕前の恒例インタビューJBA審判グループに聞く!このインタビューは新ルールやJBA審判グループの取り組みについて紹介し、リスペクト文化醸成のためにスタートした企画の第3回。今回は新シーズンに向けて「新シーズンのFIBAルールについて知っておくべきポイント」について解説していただきます!
※各項⽬の映像・URL・文章は新シーズンへのルールの理解を深めていただく⽬的で使⽤しています。本インタビューで紹介している事象、選⼿、審判を批判や評価する⽬的のものではありません。

前編はこちら
取材・文=井口基史

取材協力

上田篤拓(日本バスケットボール協会 審判グループ シニア・テクニカル・エキスパート)
静岡県出身。bjリーグのプロレフェリー時代にはNBAレフェリーを目指し、日本人としては初となるNBAサマーリーグにてレフェリングを経験した。現在はJBA審判グループ シニア・テクニカル・エキスパートと国際バスケットボール連盟(FIBA)レフェリーインストラクターを務める。

高森英樹(日本バスケットボール協会 審判グループ アシスタントマネージャー)
神奈川県出身。新潟アルビレックスBBにて通訳~強化部まで13シーズンに渡り従事。現在はプロチーム所属経験を活かし、JBA審判グループにて審判派遣、研修などの運営を担当し、コートの外から全カテゴリーのバスケットボールを支える。

◆ヘッドコーチチャレンジ(HCC)とは?

――新シーズンでファン・ブースターから注目が集まるのがFIBAの新ルール「ヘッドコーチチャレンジ(HCC)」だと思いますが、解説をお願いします。

高森 ヘッドコーチチャレンジ(HCC)導入の趣旨は、映像を使用することでより正確な判定を求め、レフェリーだけでなく違う角度から試合を見ているヘッドコーチからもインスタントリプレーシステム(IRS)の使用をリクエストできるようにすることで納得感を高め、ゲームをより魅力的にするということです。決してレフェリーが下した判定の誤審を見つけ出すというものではありません。

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 B2、B3、WリーグはIRSがありませんが、むしろIRS環境がないゲームの方が、高いプレッシャーを受けているとも言えます。レフェリーの粗探しのために映像を使うわけではありませんので、バスケットボールの技術が向上し、映像でなければ確認できないような難しい判定をレフェリーがリアルタイムで行っている事を理解していただければと思います。

上田 FIBA(国際バスケットボール連盟)が新採用するヘッドコーチチャレンジ(HCC)をトップリーグで直ちに適用し、国際試合に順応するためにいち早く導入します。下記が主な詳細ルールになります。

●詳細ルール
・適用はB1のみ(IRS使用環境があるのはB1のみのため)

・各チームのヘッドコーチは1度だけHCCを実施することができる

・IRSレビューは、HCC対象の状況が起きたあと、ヘッドコーチがHCCを審判員にジェスチャーと声で請求し、その後いずれかの理由で審判がゲームを止めたとき速やかに行われる。

・HCCはあらゆる時間帯で請求することができる

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