◆■母校福岡第一へエール「プレッシャーを乗り越えてこそ真の王者になる」
ーー3月にアシックススポーツ工学研究所で様々なデータを測定したようですね。何か新たな発見はありましたか?
河村 いろいろな部分を計測したので、本当にたくさんありますけど、やはり速さの部分。他のスポーツ選手と比べても遜色ないデータで、僕の強さはスピードだと再確認できました。切り返しではどちらが強いのか、弱いのかなども測定できて、すごく意味のある測定でした。
ーーほかのアスリートとあまり変わらないスピードだったと。
河村 そうですね、サッカー選手など違う競技の選手のスピードにも負けないんだなと。計測結果だけにはなりますけど、自分の中でも自信になりましたね。
ーー『UNPRE ARS LOW』と自分自身のプレースタイルの相性についてはどのように感じましたか?
河村 切り返しは僕にとってすごく大事です。それはディフェンスでも、オフェンスでも大事なので、やはりこのバッシュが自分に合うのかなと思います。
ーー『UNPRE ARS LOW』の一番気に入っている点は?
河村 実際に履いて、フィット感がすごくしっかりしています。また、切り返しの時、アッパーの部分がしっかりと固められているので、流れにくいという点がすごくいいですね。
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ーーカラーへのこだわりはありますか?
河村 基本的に白色です。白はどのユニフォームにも合いますので。白ベースのバッシュが好きです。
ーー母校の福岡第一がインターハイで優勝しました。試合はチェックしましたか?
河村 全試合は見られませんでしたけど、チェックできた試合もあります。
ーー8番を継承する轟琉維選手とプレースタイルが似ていると言われていますね。
河村 はい、よく言われます。インターハイで優勝して、素晴らしいポイントガードだと思います。(U18日本代表として)アジアでの大会も経験しましたよね。僕もそうでしたけど、日本以外で経験することでさらにレベルアップできると思います。その経験を活かして、ウインターカップで優勝して、井手口(孝)先生に恩返ししてほしいと思います。
ーー最後に、後輩へのメッセージをお願いします。
河村 プレッシャーがあると思いますけど、それを乗り越えてこそ真の王者になると思います。そのプレッシャーと戦う経験ができるのも1校だけで、インターハイで優勝できたチームしかありません。そんな素晴らしい経験ができることをプラスに感じて、ぜひ頑張ってほしいなと思います。