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【インタビュー】Bリーグ7年目のシーズンへ意気込む張本天傑「ファイナルの舞台に立つのが目標」

バスケットボールキング

 2022-23シーズンのBリーグは、ドルフィンズアリーナで行われる名古屋ダイヤモンドドルフィンズvsシーホース三河の愛知ダービーで幕を開ける。昨シーズン、新指揮官の下で躍進を遂げた名古屋ダイヤモンドドルフィンズの中心選手であり、地元・愛知県出身の張本天傑に今シーズン、そして先出し開幕戦への意気込みを伺った。

 インタビュー・文=山田智子

◆「昨季は自分たちが強いことを証明できた」

――昨シーズンは指揮官にショーン・デニス氏が就任し、レギュラーシーズンは35勝15敗のクラブ最高勝率を挙げて西地区3位。3シーズンぶりにチャンピオンシップへ進出するなど飛躍のシーズンとなりました。
張本 全く新しいシステムになったので、最初は迷う部分もあったのですが、徐々にチーム全員がシステムにフィットして、それに伴って結果がついてきたことで自信になりました。コーチに教えてもらったことをどんどんやっていくことで結果が出ることがうれしくて、試合も、練習も、楽しくバスケットをすることができました。

 最後の最後でケガ人が出て残念な結果にはなりましたが、自分たちが強いということは証明できたと自信を持っています。

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――特に手応えを感じたのはどんな部分ですか。
張本 すべてですね。その中でも、ディフェンスは日本にないようなシステムが応用されているので、他のチームにとってはやりにくかったと思います。(チェンジングディフェンスは)コーチの指示ではなく選手たち自身が判断してやっているので、スカウティングがしにくいんじゃないのかな。

――デニスHCは選手とよく個別にミーティングを行っていると伺いました。そうしたコミュニケーションも、チームの雰囲気の良さや結果につながっているのではと感じています。
張本 そうですね。コーチとは月に1、2回は個人でミーティングする機会があります。そこで今自分に足りない部分、もっとこうした方がいいというアドバイスをもらったり、逆に選手からからコーチへの要望を伝えたりすることもできるので、選手としては助かっています。

 結局目的は一つで、チームを良くしていくということなので。試合でも練習中でも選手どうしでしゃべることも増えてきましたし、すごくいいカルチャーだと感じています。

――今シーズンの名古屋Dは選手の入れ替わりがほとんどなく、昨シーズン作り上げた土台を深化させていくシーズンになります。さらに強くなるためには、どのようなことが必要だと考えますか。
張本 昨シーズンの数字を見ると、ディフェンスリバウンドが最下位だったので、まずはその部分を強化しています。また、オフェンスリバウンドにも全員で飛び込んで、自分たちのポゼッションを増やすことも意識しています。

 あとは、狩野(祐介)さんが移籍したので、シューターの部分を全員でカバーする必要もありますし、本当にまだまだやることはたくさんありますね。

――そうしたチームの課題がある中で、張本選手としては今シーズンどんなところにフォーカスしていきますか。
張本 今まではキャッチ&シュートが多かったので、もう少し動きながらの3ポイントシュート精度を上げていきたいです。また、昨シーズンはインサイドの選手にケガ人が多く出て、僕がその穴埋めをすることが多かったのですが、今シーズンはアウトサイドのプレーをもっと増やしていきたいです。

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