メイジーは父親にされたことの詳細は明かさず、虐待という言葉は使用しなかったが、彼女が涙を流しながら洗脳やトラウマの事実を明かしたことからは、約20年が経ったからといってその傷は癒えるわけではないことが理解できる。
メイジーは、子どもの頃には自分に原因があるのだと思っていたとし、「私、もしくは私たちにおかしいところがあるのだと感じていました。私たちはいつでも間違ったことをしていましたから、それが理由で不当に扱われるのだと…。とくにそれが親だった場合、親は子どもを愛するはずなんですから」と話す。しかし現在では、自分が原因ではなかったと理解していると語った。
「それが起こったのは自分のせいではないと言ったらどうなるんでしょう。もし私がそこにいなかったら、誰か別の人がなっていたでしょう。私が子どもの頃にああいったことが起こったのは、私に問題があったからではない」
(フロントロウ編集部)