そして、発信力のある多くの著名人も事件について声をあげている。パレスチナ系アメリカ人であるモデルのベラ・ハディッドは、マフサさんの写真や事件についての詳細を綴った画像をシェア。
パフラヴィー朝の旧イラン皇妃ファラー・パフラヴィー氏もマフサさんを追悼。米Graziaによると、現在のイスラム共和制は「反フェミニスト」であり、「ふたたび、イランの子どもが反イラン政府の警察によってその命を落とした」と綴った。
俳優のエヴァ・メンデスは、イラン出身の友人のインスタグラム投稿をリポスト。そのなかには、「私はイランの女性たちとともにある」という文字も。
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さらにその投稿を、ミュージシャンのジャスティン・ビーバーがシェアした。
女性の人権のために活動してきたことで知られるジェシカ・チャステインは、事件や現在のイランの状況を伝えたうえで、「私はイランの女性たちとともにいる。そして彼女たちの声をさらに遠くまで響かせる。1人の女性が攻撃された時、それは私たち全員への攻撃」と綴った。
ミュージシャンのホールジーは、思いを綴った画像を3枚にわたってインスタグラムに投稿。「“私の体、私の選択”(※)は西洋の女性だけに約束されたものじゃない。すべての女性が自分でヒジャブを身に着けるかどうかを決める権利がある」と書かれていた。
※中絶に関する権利などを求める時に使われるスローガン。
ミュージシャンのヤングブラッドはライブ中に「今クソキレてる」と話し始め、マフサさんが殺されたことへの怒りを表明。「今イランにいる女性たちのために闘う」と叫び、インターネットが制限されていることに触れ、「彼女たちのために声をあげるのは(国外にいる)自分たち次第」だと観客に語りかけて、女性たちのために声をあげ続けるよう呼びかけた。
(フロントロウ編集部)