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【B1クラブ展望/滋賀】各ポジションに実績ある選手を補強…昨季をベースに初のCSへ

バスケットボールキング

 昨シーズン、スペイン代表でアシスタントコーチを務めるルイス・ギル氏を指揮官に迎えた滋賀レイクス。序盤こそ勝ち星を重ねたものの12月以降右肩下がりに失速し、Bリーグ開幕以降最低となる14勝43敗という成績を記録した。

 その要因は何といってもディフェンスだ。昨シーズンはB1ワーストとなる平均90.6失点を喫し、シーズンを通じてディフェンスが安定しなかった。1試合の平均ポゼッション数を示す『Pace』がリーグナンバーワンとなる80.7で、自らの攻撃回数が増えるぶん相手の攻撃回数も増えるため、ある程度の失点は織り込み済みだったとしても、平均90失点越えは多すぎる。

 ギル体制2年目を迎える今シーズンは、ディフェンス面での安定が喫緊の課題。そこで、抜群の身体能力でリバウンド・ブロックに存在感を放つジェイコブ・ワイリー、昨シーズンドイツ1部で平均2.1スティールを挙げたケルヴィン・マーティンを獲得し、ディフェンス面でテコ入れを図った。

 さらに、杉浦佑成や狩野祐介などB1で実績を残してきた選手を補強。各ポジションに実力のある選手が加わったが、最大の目玉となったのがテーブス海だ。リングへの積極的なアタックが持ち味であるテーブスは、速いペースの攻撃を掲げる滋賀にはピッタリの選手。プレシーズンゲームでも早速持ち味を発揮しており、チームの貴重な得点源となるだろう。

 昨シーズン3カ年計画を打ち立て、3年でBリーグの頂点を目指すという目標を掲げた滋賀。2年目の今シーズンはチャンピオンシップ進出を目標としているが、昨シーズン築いたベースに新戦力がフィットすることができれば達成する可能性は高い。

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◆■KEY PLAYER/C #99 川真田紘也

 204センチ110キロと恵まれた体格を誇る和製ビッグマン。プレシーズンゲームの長崎ヴェルカ戦、アルティーリ千葉戦では速攻から豪快なダングを叩き込むなどシーズン開幕を前に存在感を見せた。

 ルーキーイヤーとなった昨シーズンは負傷の影響もあって27試合の出場にとどまったため、今シーズンに懸ける思いは人一倍強いはず。新加入のマーティンが196センチとサイズで他の外国籍選手に劣るため、2メートル越えの高さを誇る川真田の活躍は必要不可欠だ。

 文=岡本亮

 
   

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