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【JBA審判グループに聞く!(前編)】新シーズンのルールについて知っておくべきポイント

バスケットボールキング

開幕前の恒例インタビューJBA審判グループに聞く!このインタビューは新ルールやJBA審判グループの取り組みについて紹介し、リスペクト文化醸成のためにスタートした企画の第3回。今回は新シーズンに向けて「新シーズンのFIBAルールについて知っておくべきポイント」について解説していただきます!
昨シーズンの記事はこちら
取材・文=井口基史

取材協力

上田篤拓(日本バスケットボール協会 審判グループ シニア・テクニカル・エキスパート)
静岡県出身。bjリーグのプロレフェリー時代にはNBAレフェリーを目指し、日本人としては初となるNBAサマーリーグにてレフェリングを経験した。現在はJBA審判グループ シニア・テクニカル・エキスパートと国際バスケットボール連盟(FIBA)レフェリーインストラクターを務める。

高森英樹(日本バスケットボール協会 審判グループ アシスタントマネージャー)
神奈川県出身。新潟アルビレックスBBにて通訳~強化部まで13シーズンに渡り従事。現在はプロチーム所属経験を活かし、JBA審判グループにて審判派遣、研修などの運営を担当し、コートの外から全カテゴリーのバスケットボールを支える。

◆攻めるリングが再来シーズンから変わる(2023-24シーズン~)

――今シーズンも新シーズンを迎えるにあたり知っておくべきいくつかのFIBAルールのポイントについて解説をお願いしたいと思います。

上田 2022年10月1日以降開催のFIBA大会ではいくつかのルール変更があります。国内でも日本バスケットボール協会(JBA)理事会での承認に基づき2023年4月1日からの採用になりますが、2022−23シーズンのB.LEAGUE(B1、B2)、B3リーグ、Wリーグ、天皇杯・皇后杯の2次ラウンド以降ではこれらの変更が先行採用されます。

これは今シーズンからの採用ではありませんが、これまで試合前のウォーミングアップは、自チームベンチと逆のコートでアップを行っていましたが、自チームベンチ前でのウォーミングアップとなり、前半に攻めるリングは自チームベンチ側のリングを攻めるように変更されます。

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ユーロバスケットなどでお気付きの方もいらっしゃると思いますが、すでに一部のFIBAゲームでは採用されており、当初は新型コロナの感染予防のためできる限り相手チームとの接触機会を減らそうという運用が、ルール化されました。ただし国内トップリーグでの採用は2023-24シーズンからになりました。

――今シーズンからシーズンパスを復活させたチームも多くあります。ウォーミングアップから楽しんだり、カメラで写真を楽しまれているファン・ブースターにとっては、どこで観戦するかが勝負ですので、重要なポイントですね!

◆スローインファウル

上田 2022−23シーズンから採用の新ルールをいくつかご紹介します。これまで第4クォーター、もしくは延長残り時間2分の状況で、スローインのボールがオフェンスの手から離れる前にディフェンスのファウルを宣した場合は、アンスポーツマンライクファウル(アンスポ)のクライテリア5の対象となっていましたが、新ルールでは、新設のスローインファウルというパーソナルファウルに変わります。これまではアンスポの罰則として相手チームにフリースロー2ショット+ポゼッション(攻撃権)でしたが、今回の変更によりスローインファウルの罰則として相手チームにフリースロー1ショット+ポゼッションとなります。

2021ー22シーズンまでの罰則
アンスポーツマンライクファウル ➡ 2ショット+ポゼッション

2022−23シーズンからの罰則
スローインファウル  ➡ 1ショット+ポゼッション

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