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【B1クラブ展望/大阪】新指揮官とともに新たな船出…昨季全休の橋本拓哉は完全復活なるか

バスケットボールキング

 2020-21シーズン、チーム史上初のチャンピオンシップ出場を果たした大阪エヴェッサ。天日謙作体制3年目となる昨シーズンはさらなる上積みを図り、2年連続でのCS出場を目指した。

 開幕初戦のシーホース三河戦こそ勝利したものの、その後はなかなか白星がつかめない苦しい展開に。シーズン中盤に7連敗を喫すると、エースのディージェイ・ニュービルが負傷離脱した終盤には12連敗と黒星が重なり、Bリーグ開幕以降最低となる21勝を挙げるにとどまった。

 シーズン終了後天日HCの退任が決定。後任には西宮ストークスを3シーズンにわたって指揮し、B1昇格争いを演じたマティアス・フィッシャー氏を招へいした。さらに、オフには多彩なパスセンスでアシストを量産する鈴木達也、超攻撃的ポイントガードとして大学バスケ界を席巻した井手拓実、豊富な運動量が魅力のショーン・オマラをロスターに加え、戦力増強を図った。

 主力はそのままに、ポイントガードを中心とした補強を敢行し、層に厚みを加えた大阪。新戦力に大きな期待がかかることは間違いないが、何よりブースターが待ちわびているのは橋本拓哉の完全復活だろう。橋本は一昨シーズン終盤に右アキレス腱断裂という大ケガを負い、その影響で昨シーズンは全休を余儀なくされてしまった。

 だが、8月26日にインジュアリーリストからの抹消が発表されると、その後行われた西宮とのプレシーズンゲームではコートに立ち、復活をアピール。まだまだ試運転の段階ではあるものの、本来の調子を取り戻すことができれば相手にとって脅威的な選手となるはずだ。

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 予想スターターは鈴木、ニュービル、エリエット・ドンリー、アイラ・ブラウン、カイル・ハント。アシストを得意とする鈴木が司令塔として躍動し、ニュービルが得点を奪うことに集中できれば上位進出も夢ではない。

◆■KEY PLAYER/PG・SG #31 木下誠

 名古屋ダイヤモンドドルフィンズに所属した2シーズンは思うように出場時間を得られなかったが、大阪へ加入した昨シーズンはプレータイムを確保。平均22.9分8.0得点2.8アシストとスタッツを大きく伸ばした。 今シーズンも昨シーズン同様の活躍を披露することができれば、スタメン定着もあり得る。

 文=岡本亮

 
   

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