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「貪欲になって」大坂なおみに日本女子テニス界のレジェンドが檄!

アサ芸Biz

 昨年5月からの無期限休養を経て、今年1月にツアー復帰した女子テニス大坂なおみ。4大大会通算4勝の元女王だが不振にあえぎ、春以降は1、2回戦敗退やケガによる棄権を繰り返し、ランキングも46位(※27日時点)に落ちてしまった。

 9月に東京で開催された「東レ・パンパシフィック・オープン」も腹痛を理由に2回戦を棄権。これ自体は仕方のないことだが、8月30日に行われた全米オープン1回戦では、当時世界ランク19位のダニエル・コリンズに2-0のストレート負け。そして、試合後に会場の大型スクリーンに映る自分の姿をスマートフォンで撮影する姿がなんとも印象的だった。

 この態度に疑問を投げかけたのは、元世界ランク4位の伊達公子氏。自身のブログで「選手たちは負けた時、とにかく悔しくて自分を責める言葉が脳裏に繰り返し出てくる。どうしてそんな状況の時にスタジアムのスクリーンに写り出されている自分を携帯で撮ろうという気持ちになれたのか?」と綴り、「世界のトップを走り続けるためには、もっとオンコートで貪欲になってほしい」と彼女の戦う姿勢に苦言を呈している。

 伊達氏を取材していたスポーツライターが言う。

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「現役時代の伊達さんは負けた後に悔しさを隠そうとせず、会見でもピリピリしていました。それだけに、大坂さんの姿勢にひとこと言わずにはいられなかったのでしょう」

 なお、試合後に記者から撮影したことについて尋ねられた大坂は、「コートの景色がクールだったから」と語っている。以前はプレー中に感情的になったり、負けて深く落胆する様子を見せていただけに、このコメントにも違和感を覚えたテニス関係者は多かったようだ。

「引退間近の人が言うならともかく、彼女はこれからピークを迎える選手。もともとアスリートらしい勇猛なコメントをする選手ではありませんが、やはりメンタル面の不調をまだ解消しきれていないのかもしれません」(同)

 ここはぜひ、優勝というわかりやすい形で完全復活を遂げ、不安視する外野からの声を払拭してほしい。

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