ただ、黒島さんの場合、もともと知名度が高いこともあり、CMギャラは1千万円前後と比較的高額。そこへ“KY暢子”のイメージが邪魔をして、オファーが予想より増えない誤算が生じているのです。ギャラも微増程度にとどまっているという異例の事態なのです」
“暢子の呪い”ともいえる想定外のギャラ低迷――。同志社女子大学メディア創造学科の影山貴彦教授はこう語る。
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「再三再四申し上げているとおり、黒島さんに非はありません。元々きちんと演技のできる人なのに、あんな“単細胞キャラ”にしてしまってはいけませんね(苦笑)。制作陣には、しっかりと『ちむどんどん反省会』を行ってほしいと、朝ドラ愛を込めて申し上げたいところです。“終わりよければ全てよし”ではないのです」
そんな黒島はいま、10月21日から始まる新ドラマ『クロサギ』(TBS系)の撮影に奮闘中だ。本誌は今月下旬、都内で撮影に臨む黒島をキャッチ。シーンの合間には、主演の平野紫耀(25)と楽しげに会話する場面もあった。
「朝ドラ出演後、すぐに次回作があることは不幸中の幸いです。『クロサギ』でもヒロイン役を務めるので、暢子のイメージを払拭できれば出演料も確実に上がることでしょう」(広告代理店関係者)
黒島が早く“KY暢子”から脱却できることを願うばかりだ。