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自分の体に火をつけて抗議、ロジャー・フェデラーの引退試合前に起こった騒動

フロントロウ

テニス選手のロジャー・フェデラーの引退試合の前に、ある男性がコートに侵入して自分の体に火をつけるという出来事があった。(フロントロウ編集部)

プライベートジェット禁止を訴えて体に火をつける

 テニスの4大大会である全米、全豪、全英、全仏オープンで計20回の優勝を記録し、グランドスラムでの優勝回数が歴代3位という記録を持つテニスプレイヤーのロジャー・フェデラーがついに引退。

 フェデラーと共に4強と呼ばれていたノバク・ジョコビッチ、アンディ・マレー、ラファエル・ナダルが出場した、欧州選抜と世界選抜による対抗戦、レーバー・カップのダブルスをもって引退したフェデラーだったが、じつはその試合前に不審者がコートに侵入するハプニングが発生。

 その男性は試合がはじまる前にコートの中央に居座ると、なんとライターを取り出し、自らの腕とコートに火をつけだした。会場は一時騒然となったが、すぐにセキュリティがかけつけコートの火をジャケットで鎮火。

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 そして不審者は、3人のセキュリティに抱えられる形で会場を後にした。

 この男性は、フェデラーの引退試合という世界的に注目される試合で、イギリスにおけるプライベートジェットの廃止を求める抗議を使用としていたようで、着用していたTシャツには「End UK Private Jets(イギリスでのプライベートジェットを廃止せよ)」という文字が。

 この男性のインスタグラムのアカウントらしきものには「2022年の炭素排出量は大量殺戮レベルです。私たちは暴走崩壊の崖に向かって加速しています。1秒ごとに人類の絶滅に近づいています。Endukprivatejets.co.ukで、気候変動とその対策について調べてみてください。もし私たちが否定したまま、現実を直視せず行動しない、現実のように行動するならば、それは私たちの終わりを意味します」と書かれており、飛行機がいかに気候変動に与える影響が大きいかを語っていた。

プライベートジェットを使用するセレブは批判の的

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