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キャリア14年目のカリー「フレッシュだし、全盛期だと感じている。準備はできている」

バスケットボールキング

「チャンピオンシップの輝きは本物だ」

 ゴールデンステイト・ウォリアーズが9月26日(現地時間25日、日付は以下同)にメディアデイを行ない、ステフィン・カリーはこれまでに勝ち取ってきた4つのチャンピオンシップトロフィーを前に笑みを見せてそう語った。

 ウォリアーズはカリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンというビッグ3を擁して昨季までの8シーズンで4度のリーグ制覇を達成。この3選手と先日現役続行を表明したアンドレ・イグダーラは、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)と並んで現役最多タイとなる4度の優勝経験を誇るベテラン。

 カリーのNBAキャリアは最初から順風満帆だったわけではない。だからこそ、これまで収めてきた成功の数々を決して当たり前だと捉えることはなく、毎シーズンでトップへ上りつめることがどれだけ難しいことかも熟知している。

「僕にとって14年目。フレッシュだし、全盛期だと感じている。準備はできているよ」と切り出したカリーは、今季に向けてこう話していた。

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「僕としては今でもうまくなっている気がしている。それを利用しようとしているんだ。(シーズンは)長い旅路だと理解しないといけないし、ディフェンス面の戦い方なども昨日話した。なんだか今もなお(ボストン)セルティックス(との再戦)に備えていたかのように一瞬感じたよ。まだそう遠い昔のことじゃないから」。

 昨季セルティックスとのファイナルを4勝2敗で制し、カリーのファイナルMVP初受賞で幕を下ろして迎えた今夏。ウォリアーズは複数の優勝メンバーが移籍も、新たにドンテ・ディビンチェンゾ、ジャマイケル・グリーンという即戦力を2人も獲得。

 今季のウォリアーズはビッグ3にアンドリュー・ウィギンズ、ジョーダン・プール、ケボン・ルーニーという強固な基盤は健在で、そこに大ベテランのイグダーラに新加入選手たち、ジョナサン・クミンガやモーゼス・ムーディー、ジェームズ・ワイズマンといった若手たちをブレンドさせて新たなチームを形成して球団史上初の連覇を目指す。

「このシーズンで(タイトルを)守ろうとしていることにすごくワクワクしているんだ。チームの皆、それぞれが個人としても新たなチャレンジになるとわかっている」とカリーは意気込む。

 昨季王者ウォリアーズは、30日と10月2日にさいたまスーパーアリーナで開催されるワシントン・ウィザーズとの「NBAジャパンゲームズ2022」(プレシーズン)で始動する。日本で連覇に向けた第一歩をどんなパフォーマンスで魅せてくれるのか、楽しみに待ちたいところだ。

 
   

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