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『ハリー・ポッター』スネイプ先生のあの秘密…原作者が故アラン・リックマンさんに何を伝えていたかが判明

シネマトゥデイ

アラン・リックマンさんが演じたスネイプ先生 – Warner Bros. / Photofest / ゲッティ イメージズ

 故アラン・リックマンさんが残した日記を書籍化した「Madly, Deeply: The Diaries of Alan Rickman」(10月発売予定)から、一部抜粋が The Guardian に掲載された。10年にわたってセブルス・スネイプ先生役を務めることになった映画『ハリー・ポッター』シリーズへの愛憎入り混じった思いや原作者J・K・ローリングとの秘話なども明かされている。

 アランさんは2016年1月14日、膵臓がんのため69歳で死去。2018年にもアランさんが保管していた手紙や日記が公になり、彼が映画におけるスネイプの描かれ方に関して撮影現場でいらだちを覚えていたことが判明していた。

 「Madly, Deeply: The Diaries of Alan Rickman」掲載のアランさんの日記によると、第2弾『ハリー・ポッターと秘密の部屋』が公開された2002年、彼は実際、エージェントに降板を申し入れていたとのこと。一方で、アルフォンソ・キュアロン監督がメガホンを取った第3弾『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』はとても気に入っていたようで、「アルフォンソは並外れた仕事をやってのけた。とても大人な映画で、わたしを何度も笑顔にさせる大胆さに満ちていた。全てのフレームが、まさにアーティストとストーリーテラーの仕事ぶりだった」と手放しで絶賛している。

 そして2006年1月、アランさんは悩んだ末に第5弾『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』以降もスネイプ役を務めることを決める。決断の理由については「ついに第5弾の出演に『イエス』と言った。気分は高揚してもいなければ、沈んでもいない。議論に勝ったのは、『やり遂げて。これはあなたの物語なのだから』というある人の言葉だった」と記している。

 最終章「ハリー・ポッターと死の秘宝」の発売日前日には、夜中に書店に並んで本を手に入れたというアランさん。「最後の『ハリー・ポッター』の本を読み終えた。スネイプは勇ましく死に、ポッターは彼の子供たちにスネイプを『今まで知る中で最も勇敢な男の一人』と説明し、息子をアルバス・セブルスと名付けた。これは正真正銘の通過儀礼だ。ジョー・ローリング(ジョーはJ・K・ローリングの愛称)が7年前(2000年)に教えてくれたこと──スネイプはリリー(ハリーの母親)を愛していた──という情報が、わたしがすがってきたものだった」と映画第1弾の時点でローリングからスネイプの秘密を教えられ、それを踏まえて演技してきたと明かしている。

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 そんな『ハリー・ポッター』シリーズの撮影最終日には、アランさんも感情的になったよう。「全てが少し信じがたい。ダニエル(・ラドクリフ)でさえ、終わりということにショックを受けていたと思う。ドキュメンタリー用らしいカメラが至る所にあり、『どう感じますか?』と聞かれた。実際に感じる前に、その感情に名前が付く前に。わたしは『それはプライベートなことだ』と言い、『それとシェアするつもりはない』とカメラのレンズを指さした。何かが完成し、それは終わった。ありがとう、ジョー」とローリングへの感謝をつづった。

 ちなみに、アランさんは完結編『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』をワールドプレミアで観た時の感想も日記に記している。「観るのは落ち着かなかった──スネイプのあの物語を語るために流れが途中で変わり、カメラは集中力を失ったから。それでも観客は、とても満足していた」(編集部・市川遥)

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