連続テレビ小説『ちむどんどん』(NHK総合)が、9月26日に放送された第121話から最終週に突入した。時代は暢子(黒島結菜)が沖縄に戻ってから1年後の1985年。それぞれの家庭を持った良子(川口春奈)、暢子、歌子(上白石萌歌)が久しぶりに同じ食卓を囲む姿が描かれた。
一方、四兄妹の中で唯一地元を離れて暮らしている長男の賢秀(竜星涼)。彼もまた千葉の養豚場のひとり娘である清恵(佐津川愛美)と結婚し、子どもをもうけた。第121話では、すっかりお父さんになった賢秀の姿にも注目が集まった。
賢秀と清恵の間に生まれたのは、「賢太」と名付けられた元気な男の子。賢秀はあまりの可愛さに目を細めながら、いないないばあをしたり、おもちゃを両手で持ちながら賢太をあやす。本作の放送後、番組の公式Twitterでは、竜星涼が赤ん坊の人形に向かってこのシーンを練習するメイキング映像が公開された。
何かとトラブルを巻き起こしていた賢秀がすっかりパパになった姿に、視聴者からは「ダメにーにー卒業だ~」「幸せそうで本当に良かった」と感激する声が集まった。
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一方で、息子のあまりの可愛さに仕事が手につかないのか、「もういいから、豚舎の掃除!」と清恵に注意される場面も。暢子が房子(原田美枝子)に当てた手紙には「『赤ちゃんみたいなパパ』と言われながら、元気に楽しく暮らしているそうです」という文もあった。
人生は何度でもやり直せる。回り道をして、ようやく手に入れた賢秀と清恵の幸せがいつまでも続いてほしい。(苫とり子)