Netflixのグローバルファンイベント「TUDUM Japan」が9月25日に都内で開催され、「First Love 初恋」に出演する満島ひかりと佐藤健が登壇した。
宇多田ヒカルの名曲「First Love」「初恋」にインスパイアされた本作は、1998年から約20年にわたる“初恋”の記憶を描いたラブストーリー。満島はフライトアテンダントを目指す野口也英、佐藤は航空自衛隊のパイロット並木晴道を演じ、「天使の恋」などを手掛けた竹ゆりが監督を務める。
■「サイコロ恋愛トーク」を実施
登壇した満島は「すごく長い撮影期間で、昨年ほとんどの時間を私も健くんもこの作品に当ててた感じでした。いろんな時系列があって、いろんな時があって、皆さんの想像してない規模の広い豊かなラブストーリーになっていると思いますので、配信を楽しみにしててください」とあいさつ。
佐藤も「久しぶりに皆さんと同じ空間を共有できる機会なのでうれしく思います。去年1年間、ほぼほぼこの作品しかやってないんです。それを皆さんに見ていただける日がいよいよ来たなと思うと感慨深いです」と配信日が近づいた今の心境を伝えた。
また、サイコロを振って出た目に書かれているテーマについてトークをする「サイコロ恋愛トーク」と題したコーナーを実施。巨大なサイコロを見ると、満島は「昔、お昼の番組でありましたよね！」とテンションが上がる。佐藤も「ずっとやりたかったんです」とうれしそうな表情を見せた。
テーマは「10代の恋」「理想の恋」「キュンキュンする恋」「今の恋」「最後の恋」「ハートマーク(相手のすてきだと思うところ)」の6つ。MCが説明を始めると、佐藤がサイコロを抱えるように持って、テーマが書かれた面を説明に合わせて客席に向けて見せた。
満島が振って出したのは「キュンキュンする恋」。「最近は考えてなかったですけど昔、男の人がライトとか太陽がまぶしくて、(目を細めて)こうやっている顔してるのがすごいキュンキュンしてました」と答えると、佐藤がそれを実践して見せる。
さらに、「整髪料とかつけてなくて、寝起きでボサボサってして眠そうな…。(佐藤を見て)あ、現場に入ってきた時、格好良いよ！」と話すと、佐藤は「確かに、ほぼ起きてないので。メーク中に徐々に起きてくる感じなので」と現場入りした時の様子を自ら明かした。満島は「寝ぐせとかあった方がいい」とキュンキュンポイントを話すと、佐藤も「それ、分かりますね。男女共通というか」と共感した様子だった。
■佐藤健が明かす「理想の恋」
続いて、佐藤が振って出た目は「理想の恋」。「難しいなぁ」と悩みながら、「自分でも全く想像できないようなことで恋に落ちたいですし、コントロールできない方がいいので、今理想と言えるものはないです。全てが規格外であってほしい」と、予想を超えるきっかけであってほしいと答えた。
それを聞いた満島が「でも、外にデート行きたいとか、家の中でまったりしたいとか」と助け舟を出すと、「買い物に行きたいですね。渋谷とか青山とか、ショッピングを一緒にしたいです。(相手の買い物を)待つのも平気だし、女性のショッピングにああだこうだ言いたい。『そっちも着てみたらいいじゃん』とか」と理想のデートを回答した。
次に満島が引いた目は「今の恋」。「今ね、いわゆるカップル的な恋はちょっとしてなくて…。そろそろした方がいい気がしてるんですけど」と言いつつ、5歳と2歳の甥っ子がかわいいと言う。「イタリアに行ってて、さっき空港に着いて、そのままここに来たんですけど、甥っ子からLINEに音声メッセージが入っていたんです。最初は『イタリア僕も行きたいなぁ』だけだったんですけど、『イタリアでお尻パフェ食べたいな』とか、5歳の独特の世界観でのメッセージがいっぱい入ってて、『ハワイで泳ぎたいなぁ』とか話が変わってきたりしてました(笑)」と甥っ子にメロメロな様子。
最後に佐藤が勢いよくサイコロを転がして出た目は「今の恋」。そのお題に対して、「今日、『First Love 初恋』のディザー映像が解禁になって、僕も見たんですけど、也英、いいっすね」と回答。「息子にもらった青いカーディガンを着て、ちょっとうれしそうで恥ずかしそうにしている也英に恋してます」と話すと、満島は「ありがとうございます」とうれしそうな表情を見せた。
さらに、「20年間の恋愛のストーリーで、会わなかった年月もすごく長いので、一緒の場面ってそこまで多くないんです。その場面は密度の高いんですけど、それぞれの姿をちょっと見れる時はうれしかった」と撮影時を振り返っていた。
「First Love 初恋」は11月24日(木)より配信スタート。
◆取材・文＝田中隆信
