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韓国で“ユ・バビシンドローム”! GOT7 ジニョンが全方位から攻め落とす

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『ユミの細胞たち2』(写真はCJ ENM公式サイトより)

 『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』で大旋風を巻き起こしたカン・テオと共に、韓国女性たちをとろけさせていた「有罪男」がもう一人いる。『ユミの細胞たち2』で、“BBクラブ(バビクラブ)”会員を誕生させ、本国で“ユ・バビシンドローム”を巻き起こしたジニョンだ。7人組ボーイズグループGOT7のメンバーだが、俳優としても、もはや“演技ドル”とは呼べないほどの名演を繰り広げて、着実にその名前を刻印させてきた。

【写真】『花様年華』でのジニョン

 『ドリームハイ2』で演技の道に入った彼は、『愛するウンドン』でチュ・ジンモ演じるヒョンスの青年時代を演じ、複雑な心境を繊細に表現して注目を浴びた。特に嗚咽しながら流した涙は視聴者の涙腺を刺激し、彼を知らなかった人々がアイドル出身だという事実に驚いたほどだ。『青い海の伝説』では、イ・ミンホ演じるジュンジェの少年時代を演じ、人魚との恋に落ちた姿を切ない目の演技で描き出した。以降は、ルックスはもちろん、優れた演技力も持ち合わせる数少ないアイドル出身演技者として位置付けられ、『彼はサイコメトラー -He is Psychometric-』、『悪魔判事』など多彩なジャンルでフィルモグラフィーを満たしていく。

 初恋の相手だったと思わせる容姿で“初恋記憶操作男子”と呼ばれる彼だが、まさにその真価を発揮したのが『花様年華~人生が花になる瞬間~』だろう。日本でもNetflixで配信されるやいなやTOP10入りを果たしていた本作だが、彼が演じる“ジェヒョン先輩”の登場シーンからその圧倒的な「初恋の人」オーラに、秒で恋してしまう。クールで正義感溢れるジェヒョン先輩が、愛する女性の前でだけ見せる甘い瞳は破壊力抜群だ。

 そして彼が、悶絶級の“沼キャラ”を誕生させたのが『ユミの細胞たち』シリーズだ。本作は、ユミの頭の中の理性、感性、空腹、愛などを調節する細胞たちがアニメキャラクターで表現され、ユミの感情を細胞単位で覗いていくロマンスドラマ。シーズン1は、大失恋の経験から、しばらく恋愛はご無沙汰だった平凡な会社員のキム・ユミ(キム・ゴウン)が、ク・ウン(アン・ボヒョン)と出会い、恋愛し、感情を少しずつ取り戻していく様が描かれた。続くシーズン2では、ジニョンが演じる職場のイケメン、ユ・バビとの新たなロマンスが展開していく。

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 バビは礼儀正しく、柔らかく、真面目で誠実でありながら、恋愛にはどストレートというまさに「理想の男」。キスの前にはミントキャンディを渡し、ユミの家が停電したら一秒の迷いもなく駆けつけ「今日は、家で寝ましょう」と家へ連れて行く。クリスマスイブに元彼に会いにいくユミを全面的に信じて、何も聞かず笑顔で送り出す。まるでジェントルを擬人化したようなキャラだ。かと思えば「(シャワー)一緒に浴びますか?」とユミに迫ったりもして、巧みに大人の色気も混ぜてくるからお手上げだ。「歴代最高のキスシーン」と謳われたキスシーンは、正直何度巻き戻したかわからない。化石化していた恋愛細胞が活性化され、気が付いたら“BBクラブ”のペンライトを振っていた(エアで)。

 詳しくはネタバレになるため控えるが、実は原作のバビは、ある“衝撃的な出来事”と、感情が見えない複雑な性格から、かなり非難を受けたキャラだった。ドラマ版でのバビが、思わず感情に寄り添ってしまう憎めないキャラなのは、彼の人間味溢れる暖かな演技があったからだ。子犬のような甘い瞳から大粒の涙を流すシーンでは、自責の念と悲しみを瞳に込めた繊細な表現力が光る。そしてバックには彼が歌うOST「Shining on Your Night」の甘い歌声が響き渡り、シーンをより美しく輝かせるのだ。全方位から攻め落としてくる彼に、沼落ちせずにいられるだろうか。観終わる頃にはきっと“BBクラブ”いや、“ジニョンクラブ”に無事入会しているはずだ。

(Nana)

 
   

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