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敵地に響く20歳の雄たけび キム・ジュヒョン組が無敗ペア撃破の大仕事

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敵地に響く20歳の雄たけび キム・ジュヒョン組が無敗ペア撃破の大仕事

◇米国選抜VS世界選抜対抗戦◇プレジデンツカップ 3日目(24日)◇クエイルホロークラブ(ノースカロライナ州)◇7576yd(パー71)

スライスラインに乗ったボールがカップに消える前から、キム・ジュヒョン(韓国)は背後で見守る仲間たちに向かって吠えた。今大会無敗、自身も前日は松山英樹とのペアで敗れたパトリック・カントレー&ザンダー・シャウフェレ組に土をつける値千金のバーディ。チーム最年少の20歳が大仕事をやってのけた。「世界で一番、あのパットを決めたかったんだ」と興奮状態を解かずに言った。

キム・シウー(韓国)とのフォアボール(各選手が個人のボールを打ち、1ホールごとにペアで良い方のスコアを採用する)マッチはクラッチパットを連発する見ごたえ十分の大熱戦。後半10番を終えて2ダウンの劣勢から、306ydと短いパー4の11番で1オンに成功すると、16mのイーグルトライを流し込んで絶叫。13番でシウーが7mを沈めて追いつき、決めた先輩以上のボリュームを響かせた。

ホームの米国選抜ファンで埋まるスタートホールのスタンドに声をあおるようなパフォーマンスも毎日欠かさない。「ここ米国の地で、僕らインターナショナルチームがギャラリーを盛り上げるのは簡単なことじゃない。チームにエネルギーを与えたいんだ」。15番で再びリードを許すも、ラスト3ホールのうち2つを奪取。苦しい状況をひっくり返せたのは、末恐ろしいメンタルの賜物だ。

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午前のフォアサム(1つのボールを交互に打ち合い、1ホールごとのスコアを競う)も含めてこの日2勝。幼少期に中国、タイ、オーストラリア、フィリピンなど様々な国で暮らして英語でのコミュニケーションを苦にせず、年長の選手にも物おじしない“愛されキャラ”の活躍により、追い込まれていた世界選抜が息を吹き返した感もある。

10度目の出場となるアダム・スコット(オーストラリア)は、この日一緒に会見へ出席したジュヒョン、キャメロン・デービス、セバスチャン・ムニョスといったルーキーたちを見渡して微笑む。「彼らは間違いなく、このチームの“未来”なんだ」。将来のキャプテン候補の目にも、20歳の若者がひときわ頼もしく映ったはずだ。(ノースカロライナ州シャーロット/亀山泰宏)

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