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北米ランキングは半年ぶりの新作ラッシュ!ヴィオラ・デイヴィス主演作、A24『X エックス』前日譚など初登場

MOVIE WALKER PRESS

北米ランキングは半年ぶりの新作ラッシュ!ヴィオラ・デイヴィス主演作、A24『X エックス』前日譚など初登場

先週末(9月16日から18日)の北米興収ランキングは、オスカー女優ヴィオラ・デイヴィスが主演と製作を務めた『The Woman King』が興行収入1905万ドルで初登場1位を飾り、同作を含めて4つの新作がベストテンにランクイン。従来であれば入れ替わりの激しいことで知られる北米の映画界だが、コロナ禍以降の慢性的な作品不足の最中とあって、意外にも半年ぶりのこととなる。それでも全体の合計興収は5101万ドルと低く、イレギュラーな情勢はまだまだ続きそうだ。

先頃行われた第47回トロント国際映画祭でお披露目され、高評価の熱が冷めやらぬうちに公開された『The Woman King』は、“アゴジ”と呼ばれる19世紀ごろに実在した女性戦闘部隊を描いた物語。デイヴィスの他、「地下鉄道〜自由への旅路〜」のトゥソ・ムベドゥ、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(21)のラシャーナ・リンチ、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(22)のジェイミー・ローソン、そして「スター・ウォーズ」シリーズのジョン・ボイエガが出演。

3位にはA24製作のホラー映画『X エックス』(日本公開中)の前日譚が描かれる3部作の第2作『Pearl』が初登場。今年3月に北米公開された前作は、2865館で427万ドルのオープニング興収を記録し、最終興収は1176万ドル。今回は2935館で312万ドルのオープニングとわずかに下回っているが、前作同様に批評家からの高評価が際立っている。批評集積サイト「ロッテン・トマト」によれば批評家の88%が好意的な評価を下しており、一部では自ら脚本に参加した主演のミア・ゴスの賞レース参戦(主演女優賞か脚色賞)を期待する声も。

サム・ロックウェルとシアーシャ・ローナン、エイドリアン・ブロディらが共演したサーチライト制作のミステリーコメディ『See How They Run』は4位スタートとなったものの、3位の『Pearl』とはかなりの僅差。そして10位にはデイヴィッド・ボウイのドキュメンタリー映画『Moonage Daydream』がランクイン。ボウイの根強い人気の高さや、アカデミー賞と音楽ドキュメンタリーの相性の良さを考えると、長編ドキュメンタリー賞の有力候補の一作として今後さらなる注目を集めることだろう。

ランキング圏外ではあるが、15位にはケヴィン・スミス監督の『Clerks III』が初登場。一部の映画ファンからカルト的に支持されている「ジェイ&サイレント・ボブ」が登場する「ヴュー・アスキューニバース」の最新作で、「クラークス」シリーズとしては『クラークス2/バーガーショップ戦記』(06)以来16年ぶりの作品。当初は2010年代中頃に制作予定だったものが頓挫し、その後脚本が書き直されたうえで無事に完成。日本公開されるのかどうか、期待しておきたい。

文/久保田 和馬

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