top_line

インストール不要ですぐ遊べる!
無料ゲームはここからプレイ

乃木坂46 和田まあやの卒業で『アンダーライブ』は新体制に 伊藤理々杏、阪口珠美、林瑠奈ら次世代に繋ぐバトン

Real Sound

乃木坂46『好きというのはロックだぜ! 』(Type-A) 

 乃木坂46の30thシングルアンダーメンバーによる『30thSGアンダーライブ』が、9月27日開催のTACHIKAWA STAGE GARDENを皮切りにスタートする。

(関連:乃木坂46 秋元真夏、“ジャイアン”こと生田絵梨花とのツーショット公開

 今回は東京と大阪の2会場/計6公演が行われ、大阪でのアンダーライブは2017年以来、約5年ぶりの開催となる。座長を務めるのは、12月4日をもってグループから卒業をする和田まあや。彼女が初のセンターを担当する30thシングルのアンダー楽曲「Under’s Love」は、今夏の『真夏の全国ツアー2022』でも披露されていた、アンダーの力強さと和田のメンバー愛を表現したラテン調の熱いナンバーだ。今回のアンダーライブは和田の卒業セレモニーを兼ねた公演になると見ていいだろう。

 その一方で、1期生が参加する最後のアンダーライブでもある。「次からは3、4期生だけのアンダーライブになっていくと思うから。どんどん進化し続ける瞬間を観にきてほしい」と話す和田(2022年9月22日『のぎおび』(SHOWROOM)より)。和田と同じタイミングで卒業を発表した樋口日奈を除くと、残す1期生・2期生メンバーは秋元真夏、齋藤飛鳥、鈴木絢音の3人となった。今回アンダーライブに参加する12人は和田以外、全員が3期生・4期生であり、シングル選抜より一足先に3期生以降のメンバーで構成された新たな体制がアンダーでは築かれようとしている。

 その筆頭となるのが「Under’s Love」で和田の両翼を担う伊藤理々杏と阪口珠美だろう。『乃木坂工事中』(テレビ東京)での企画「乃木坂46 キメ顔グランプリ」で大トリを務めた「僕の衝動」の紹介を経て、“キメ顔のてんこ盛り”に新たなパターンを確立した『真夏の全国ツアー2022』でのパフォーマンス、さらにアニソン「only my railgun」をソロで歌唱した動画が約120万回再生を突破するなど、最近はグループを飛び出した活躍も見せている伊藤。最近は特に舞台俳優として頭角を現しており、今回のアンダーライブは伊藤がメインキャストとして参加する舞台『リトル・ゾンビガール』の公演スケジュールと被っていることから、配信も決定している大阪ラストの公演が彼女にとって唯一の参加日程となる。

広告の後にも続きます

 一方の阪口は、26thシングル『僕は僕を好きになる』のアンダー曲「口ほどにもないKISS」でセンターに、その期間、日本武道館で開催されたアンダーライブでは座長を務めている。阪口について特筆すべきは、多くのテレビ出演で参加できなかった選抜メンバーの代打を担っているということだ。それはアンダーセンターと座長を経験し、スタッフ陣の彼女への信頼度が増した証拠でもある。言ってしまえば、アンダーセンターや座長をステップにして、選抜入りを果たしたメンバーはこれまでも多くいる。29thシングル『Actually…』アンダー曲「届かなくたって…」のセンターと、『29thSGアンダーライブ』での座長から、30thシングル『好きというのはロックだぜ!』で選抜復帰を決めた佐藤楓がその好例だ。

 佐藤、伊藤、阪口の3人は23rdシングル『Sing Out!』で揃って選抜入りとなるものの、そこから長い期間に渡ってアンダーに留まっていた。卒業する和田からアンダーの魂を継承しながら、佐藤に続いて次は自分がーーという選抜入りへの思いは伊藤も、阪口もきっと強いはず。特にグループ加入前から樋口に憧れ、アンダーとしても彼女の背中からたくさんのことを学んだ阪口は、樋口のポジションを受け継ぐのに相応しいメンバーの一人と言えるだろう。

 『29thSGアンダーライブ』をきっかけにして現在、佐藤とともに選抜メンバーとして活躍するのは、4期生の金川紗耶と弓木奈於。「届かなくたって…」で佐藤の両脇を固めるなど、以前からそのパフォーマンス性が高く評価されていた2人だが、4期生にはもう一人好評を得ているメンバーがいる。それが林瑠奈だ。『4期生ライブ2020』や『乃木坂スター誕生!』シリーズ(日本テレビ系)でのソロ歌唱から、その歌唱力の高さが早くから認められていた林。最近では先述した『乃木坂工事中』での企画で、MCのバナナマン 設楽統から今年5月に日産スタジアムで開催のライブ『10th YEAR BIRTHDAY LIVE』について、「アイドルがステージで輝いてるのを絵に描いた」ようないい表情だったと賛辞を受けている。たしかに自分の殻を破ったようにして、林の表情は柔らかく、豊かになっている。そのことがよく分かるのが、30thシングル『好きというのはロックだぜ!』収録の4期生曲「ジャンピングジョーカーフラッシュ」のMV。センターの筒井あやめを支えるフロントメンバーに選ばれた林のキレキレの腰の動きは目を見張るが、コメント欄にも見受けられる「林を目で追いかけてしまう」その一番の理由は設楽も言っていた表情の輝きではないだろうか。

 『真夏の全国ツアー2022』を経て、林がさらにメンバーと打ち解けていることは多方面から聞こえてきている。MC中にキャプテンの秋元に目線を合わせてウインクをしたり(『乃木坂46 TikTok LIVE』より)、ツアー中に遠藤さくらから「るるる」と呼ばれる仲になったり(『乃木フラ presents 矢久保の部屋 #5』より)と。次シングルでの選抜入り有力候補とされる林は、今最も勢いづくメンバーと言える。アンダーライブでのパフォーマンスは必見だ。

 約10年間、1期生・2期生が築いてきたアンダーライブの歴史を3期生・4期生という次の代に受け継ぐ最後の公演。進化と継承が一つのテーマにある、アンダーライブになるはずだ。(渡辺彰浩)

 
   

ランキング

ジャンル