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大物漫才師キャスティングはできる?「M-1」上沼、巨人に代わる審査員は

リアルライブ

 今年の『M-1グランプリ2022』(朝日放送制作・テレビ朝日系)は出場者だけでなく審査員にも注目が集まっている。ベテラン審査員の上沼恵美子とオール巨人が引退の意思を表明しているため、新たな顔ぶれが気になるところだ。

 上沼に代わる審査員候補として有力視されているのがハイヒールだ。モモコ、リンゴともに吉本興業の芸人養成所であるNSC大阪校の1期生であり、ダウンタウン松本人志とは同期の関係性のため、どちらかが審査員を務めるのではという声もある。

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 さらに海原やすよ・ともこのどちらかも可能性がありそうだ。全国区での知名度は低いものの、関西地区では多くの番組に出演するベテラン姉妹コンビだ。父は池乃めだかの元相方である海原かける、祖父母に海原お浜・小浜を持つ芸能一家のサラブレッドというべき存在。上沼はかつて海原千里を名乗り、海原千里・万里として漫才コンビを結成しており、師匠はお浜・小浜に当たる。やすよ・ともこの師匠は中田ボタンであり、海原一門ではないが上沼とは浅からぬ関係があるため、女性審査員枠の“禅譲”には妥当性があると言える。

 上沼枠に対して難航を極めそうなのがオール巨人枠だろう。巨人クラスの大物芸人であり、なおかつ漫才の審査も可能な人物がなかなか見当たらない事情がある。かつて、カジサックこと梶原雄太はYouTubeチャンネル内で西川のりおの名を挙げていた。ネット上ではウッチャンナンチャンの内村光良を挙げる声もある。

 また松本は先日放送の『FNSラフ&ミュージック2022〜歌と笑いの祭典〜』(フジテレビ系)内で爆笑問題の太田光に「『M-1』審査員やらへんの?」と公開オファーを持ちかけ話題になった。もちろん冗談交じりのものとはいえ、松本の中に巨人に代わる適任者がなかなか見つけられない焦りはあるのかもしれない。

 新たなる審査員が誰になるかが、今年の「M-1」のもう一つの注目ポイントと言えるかもしれない。
 
   

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