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“勝負の年”を迎えたウィザーズの八村塁「3ポイントとミッドレンジ向上に取り組んだ」

バスケットボールキング

 9月24日(現地時間23日、日付は以下同)。ワシントン・ウィザーズは2022-23シーズンのメディアデイを行ない、選手たちが今季に向けた写真撮影や会見に応じた。

 ウィザーズは30日、10月2日にさいたまスーパーアリーナでゴールデンステイト・ウォリアーズとのNBAジャパンゲームズ2022をこなし、11日にシャーロット・ホーネッツ、15日にニューヨーク・ニックスとのプレシーズンゲームをこなし、20日にインディアナ・ペイサーズとのレギュラーシーズン開幕戦に臨む。

 昨季イースタン・カンファレンス12位の35勝47敗に終わったウィザーズで、今季スターター起用が確実視されているのはブラッドリー・ビール、カイル・クーズマ、クリスタプス・ポルジンギスのみで、ポイントガードとスモールフォワードはトレーニングキャンプとプレシーズン期間のパフォーマンスで誰が務めることになるか決まる見込み。

 そして今季でキャリア4シーズン目を迎える八村塁は、メディアデイで「僕の1年目から、チームの顔ぶれは毎年変わっているので、新しいチームメートたちに慣れることは毎シーズン、課題の1つです」と口にした。

 今夏トーマス・ブライアントがロサンゼルス・レイカーズへ移籍したことで、八村はウィザーズというNBAチームで在籍11年目のビールに次ぐ2番目に在籍期間の長い選手となった。

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「今年は僕にとって勝負の年ですけど、このオフは自分にとって(NBA入りしてから)初めて完全なオフシーズンでした。それに初めてチーム ケミストリーを高める機会がありました。約1か月前にLA(ロサンゼルス)で選手たちが集まってミニキャンプをしました。そういう機会は僕にとって初めてでしたので、自分にとっても、チームにとっても良かったと思います。オフシーズンにそういう機会がもっとあるべきだと思います」。

 24歳のフォワードは、今夏にチームメートたちとのミニキャンプを通じてケミストリーを高めたことに手ごたえを感じつつ、オフシーズンで時間を費やしてきたことについてこう語っていた。

「このオフは主に3ポイントとミッドレンジの向上に取り組みました。僕の強みはミッドレンジなので、コート上でできるだけ簡単に得点できる位置につくことが大事だと思っています。なので、このオフはウェイト トレーニングもたくさんしました。身体がもっと強くなれば、自分がつきたい位置により効果的につけると思います。

 ですが、これは新しいことではありません。これまでにも取り組んできたことを継続してきただけです。ショットは自信がすべてです。この夏もずっとスリーに取り組んできたので、もっと自信をもって打てるようになりました。もっと決まれば、ミッドレンジのつきたい位置にもより効果的につけると思います。僕はミッドレンジから打つのが好きなので、(3ポイントが決まれば)ミッドレンジが空いてきます。そうやって、より簡単に得点できればと思っています。3ポイントの内容が、ほかのショットの効率につながることは間違いないです」。

 現状で八村はクーズマの控えとして主にパワーフォワードを務める予定だが、ルーキーシーズンにケガ人が続出した時期にはセンターを務めたこともあり、スモールフォワードとして起用される場面もあった。そのため、ポジションについては「(3番でも4番でも)チームに言われたらなんでもやります。僕はここ3年、4番(パワーフォワード)を務めてきたので、その方が快適ですけど、今の(NBAの)ゲームスタイルですと3番(スモールフォワード)も4番も同じようなポジションです。なので自分はあまりこだわっていません」と話していた。

 会見で落ち着きを見せつつ、その眼差しには今夏のトレーニングでさらに高めた自信を垣間見せた八村。トレーニングキャンプでさらに選手たちと切磋琢磨し、ジャパンゲームズで昨季の王者ウォリアーズ相手にどんなプレーを見せてくれるのか、今から楽しみでならない。

 
   

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