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道に迷いやすい日本の高速道路…アメリカではありえない衝撃の理由とは

幻冬舎ゴールドライフオンライン

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※本記事は、松本繁治氏の書籍『壊れたニッポンを治す為の21の処方箋』(幻冬舎ルネッサンス新社)より、一部抜粋・編集したものです。

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論理的な思考よりも感情や情緒が優先

この様な特定の社会的事象に関する議論での論理性の有無以外に、社会の仕組みやインフラの作り方においても欧米、特にアメリカの方が遥かに論理的と感じる事が沢山ある。

アメリカの高速道路(Interstate Highway)は、偶数番号が東西に、奇数番号は南北に走っている。そして高速道路の入り口では東西南北で方向を表示している。例えば高速道路の10番は東西に走る道路なので、入り口での表示は東方向か西方向しかなく、大変分かり易い。

一方日本では地名での方向を表示しているため、土地勘のない所で高速に乗る場合、自分がどちらに行くべきか咄嗟に判断できずに、間違ってしまう事がある。東西南北での表示だと、流石に自分はどの方向に行きたいのかは把握しているので、間違える事は大変少ない。

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別の例として電話番号を紹介したい。アメリカの電話番号は何処でも10桁で、3桁の市街局番+3桁の局番+4桁の番号である。そしておまけにTVや映画のために、局番555は一般的には使用されない、TVや映画でのみ使われる番号である。そのため、映画の中の会話で出てきた電話番号に掛けても何処にも掛からないのである。

一方日本では、市街局番と局番の桁数がバラバラである。少なくとも1980年代までは、5桁の市外局番が存在していた。日本に長年住んでいる人にとっては混乱しないが、海外から来た人にとっては多少混乱するであろう。

またこれは聞いた話であるが、アメリカの銀行は4日以上の連休を設定する事はできないと聞いた事がある。その理由は銀行が長い休暇を取る事による企業や個人への弊害を考慮した上でのルールとの事である。これも大変論理的な判断によるルールで、年末年始やGWに長い連休を取っている日本の銀行も見習うべきであろう。

因みに、日本にも論理的な仕組みが一つある。それは自動車のナンバーで、番号体系が統一されている。しかしこれは利用者の目線からでは無く、管理者目線での利便性から番号体系が統一されている事様で、利用者にとってのメリットはあまりない。多分、論理的に決めたのではなく、役所が管理し易くするために統一したのだろう。

チャレンジ精神の欠如

諺に、「可愛い子には旅をさせろ」と云うのがある。最近は死語になったのか、あまり聞く言葉ではないが、団塊の世代辺りはこの点については優等生だろう。地方に大学が少なかった事もあり、多くの学生が都会の大学に進学した。まだまだ円が弱かった時代にも拘わらず、海外に留学した学生も多く、また長期の海外旅行に出掛けた学生も多かった。

そして高度成長期に企業に就職し、“企業戦士”と云う称号を与えられ、積極的に海外にも出て行った。バブル崩壊後、団塊世代を非難する声をよく聞くが、彼等のチャレンジ精神には敬意を表したい。

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