「マリーナ…。そうですよね。セルビアは、絶対今日のままで来るとは思わないし、ちゃんと切り替えてくると思います。そこは日本もしっかり準備していきたいです」と、赤穂にとっても思い入れの強い試合となるだろう。
赤穂自身、20歳で初出場となった前回のワールドカップでは、「今考えると、4年前は…全然でしたよね」と苦笑いするように、4試合を戦って1試合平均の出場時間は7.2分。得点も1.5点に留まった。
あれから4年。「成長した姿を見せられればいいですね」という姿には、すでにあのときよりも頼もしさが増している。目標である金メダル獲得へ。欠かすことのできない存在となった今、今度は赤穂がチームを引っ張っていく。
取材・文=田島早苗