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華やかな代表デビュー戦を飾った平下愛佳…「緊張というよりは楽しめた」

バスケットボールキング

華やかな代表デビュー戦を飾った平下愛佳…「緊張というよりは楽しめた」

「まったく緊張がなかったというわけではなかったのですが、コートに入れば、自分のプレーをするというか、気持ち良く打てるところで(シュートを)打ちたいなと思っているので、緊張というよりは楽しめたかなと思います」

 試合後、今日のヒロインは、実に冷静だった−−。

 9月22日、「FIBA女子バスケットボールワールドカップ2022」がオーストラリアのシドニーにて開幕し、女子日本代表は初戦を迎えた。

 初戦の相手となったのはマリ代表。ワールドカップには2010年以来、12年ぶり2度目の出場となるチームだ。そのため、ワールドカップでいえば、4大会連続で出場している日本の方が経験値では分があったのだが、日本は第1クォーターをわずか3点のリードで終える。しかし、第2クォーター以降は速い攻めからの得点などで一気に点差を広げ、前半は47−29で終了。後半に入ってもハードに戦い抜いた日本が、終わってみれば89ー56で大勝した。

 この試合、第1クォーターではなかなかリズムをつかめなかった日本だが、ここで気を吐いたのが平下愛佳(トヨタ自動車アンテロープス)。

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 平下は、U19女子ワールドカップなどアンダーカテゴリーでの日本代表経験はあるものの、トップの日本代表ではこれが公式戦デビュー。しかし、そうとは感じさせないほど落ち着いた動きから、第1クォーターで3本のシュートを決め、第1クォーターだけで11得点を奪取。最終的には3ポイントシュート5本を含む17得点で、チーム最多の得点をマークした。

 中でも、3ポイントシュートは6本中5本を沈めて確率が83.3パーセント。シューターとしての役割を十分なまでに果たしたと言えるだろう。

「毎試合そうなのですが、ボールが来たら自分のタイミングでしっかりと打ち続けることを意識していて、今日もすごくいいパスをしてくれたり、ノーマークを作ってくれたりしたので、そこで自分のタイミングが来たら絶対に打つと決めていました」

 少し興奮気味のメディアとは対象的に、静かにそして淡々と語った平下。デビュー戦ということにも特別な気持ちの高揚もなく、「いつも通り(試合に)入れたかなと思います」と微笑んだ。

 それでも、「試合前は自分のシュートが入るかな? とか、いろいろと考えることあったのですが、自分のシュートタッチも良かったし、チームの雰囲気もすごく良かったので、ちょっと安心しています」と、安堵の表情を浮かべる場面も。

 そんな平下について指揮を執る恩塚亨ヘッドコーチは、「素晴らしいシュート力と、それだけでなく、マインドセットも素晴らしい。シンプルに自分の力を信じて、チャンスを見逃さずに打っていく。チャンスを取り切る『ニオイ』を試合中に感じられる選手だと評価しています。これから、日本を背負う存在になっていくと思っています」と言う。さらに、指揮官は大会前、平下に、『世界一のシューターになってほしい』という思いを伝えたことも明かした。

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