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ベネ様を差し置き主役を演じる猫、CGなしの名演技で

猫ジャーナル

3匹の猫のうち、右端の猫が大人猫になったピーター役の「フェリックス」です 多分、大きな猫だと思われてるシーンですね、これは。 皆さま大好きベネディクト・カンバーバッチことベネ様主演の猫映画『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』が、2022年12月1日から全国ロードショーとの情報が寄せられましたので、他のどこの映画情報誌・サイトよりも猫に関する情報を多く含んだうえで、謹んで読者諸兄にご報告する次第です。 19世紀後半〜20世紀前半に活躍したイギリスの画家、ルイス・ウェイン。猫界隈の皆さまにはお聞き及びのお名前かもしれません。ネット界隈では「統合失調症の進行を示す猫の絵」で知られる御仁でありますが、それは眉唾ものだという説が個人的に有力かと思われます。 ルイス・ウェインは、「英国に於ける猫の地位を向上させた」(『吾輩は猫画家である ルイス・ウェイン伝』より)と言われるほど、当時爆発的な人気を誇ったイラストレーターであり、漱石の『吾輩は猫である』には、彼の描いた猫の絵葉書が登場しています。 吾輩が主人の膝の上で眼をねむりながらかく考えていると、やがて下女が第二の絵端書を持って来た。見ると活版で舶来の猫が四五疋ずらりと行列してペンを握ったり書物を開いたり勉強をしている。その内の一疋は席を離れて机の角で西洋の猫じゃ猫じゃを躍っている。夏目漱石『吾輩は猫である』より この写真の、子猫時代のピーターを演じたのは「ウィンザー」 そんな猫画家の生涯、そして彼の側にいた妻エミリーと、猫のピーターとの物語を描いたのが、『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』であります。主演でルイス・ウェインを演じるのは、俺たちのベネ様。真の主演であるピーターを年齢に応じて演じるのは、赤ちゃん時代は「ノーベリー(Norbury Ackland)」、子猫時代は「ウィンザー(Windsor Wilde)」、そして成猫時代は「フェリックス(Felix Wilde)」であります。なかでもフェリックスは、リハーサル中もずっとカンバーバッチ氏の側にいたうえに、CG不使用の名演技だったとのこと。 2022年12月1日(木)より、TOHOシネマズで全国ロードショースタートとのことでありますので、猫識別能力の高い読者諸兄におかれましては、映画に登場する3匹のピーターを見分けながらご覧いただければ幸いです。ちなみに識別ポイントは、ノーベリーは鼻筋の白が向かって右寄り、ウィンザーは鼻筋の白が太め、フェリックスは鼻先が黒となっております。また、予習用の文献として『吾輩は猫画家である ルイス・ウェイン伝』をご覧いただくと、19世紀イギリスにおいて猫の地位を向上させた立て役者としての彼の足跡がうかがえますので、ご活用ください。 [プレスリリース/公式サイト] The post ベネ様を差し置き主役を演じる猫、CGなしの名演技で first appeared on 猫ジャーナル.
 
   

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