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カシミールに映画館復活、反政府暴動で閉鎖から数十年 インド

時事通信ニュース

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【スリナガルAFP=時事】インドがパキスタンと領有権を争う北部カシミール地方の都市スリナガルで20日、映画館がオープンした。反政府武装勢力が映画館を閉鎖してから数十年を経て、銀幕が復活した。≪写真はインド北部カシミール地方スリナガルに開設された映画館の記念式典で、演説をするマノジ・シンハ副知事<壇上左>≫
カシミールのほとんどの映画館は、インドによる統治に反対する大規模な暴動が発生した1989年、反政府勢力により閉鎖された。ボリウッドの大ヒット作品は文化的帝国主義に通じるというのが理由だった。
その後、治安部隊に占拠され、拘束・尋問施設として使われた映画館も多かった。一部は、今でも兵士の中継拠点となっている。
90年代には、カシミールに映画館を復活させようという試みが定期的に起こったが、厳重な警備態勢が敷かれたため、客は戻ってこなかった。
当局は、中央政府がカシミールの管理を強化し、治安状況が改善された結果だとして、シネコン開設を歓迎している。
インド側カシミールの行政トップ、マノジ・シンハ副知事は記念式典で、映画館の開設は当地に「平和を構築する」という政府の取り組みを象徴するものだと述べた。
「われわれは、失われた時代を取り戻している」「この映画館のオープンは、変わりゆくカシミールを反映している」
式典には主に政府と治安当局の関係者が出席した。
映画館は来週、一般に公開される。シンハ氏は、カシミールにさらに10軒の映画館を開設する支援を約束している。【翻訳編集AFPBBNews】

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