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【INTERVIEW:インナージャーニー】全曲が候補だから、ベストアルバムって感じ

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動画サービス「GYAO」、ストリーミング「AWA」のフォローアップのもと日本工学院専門学校の学生がアーティストインタビューを行う、ネクストブレイクアーティストをプッシュするコラボレーション企画『G-NEXT-Z』。「LINE VOOM」でのオリジナルコンテンツ動画やFm yokohama「Startline」での楽曲OAもプロモーションに協力している。

今回の選出アーティストはシンプルなバンドサウンドとカモシタサラの歌声を武器に多くのリスナーを獲得しているバンド、インナージャーニー。9月7日に待望の1st Album『インナージャーニー』をリリースしたばかりで好評を得ている。10月1日には、渋谷duo MUSIC EXCHANGEにて結成3周年ワンマンライブを控えているバンドに、今作に込めた想いやライブへの意気込み、そしてそれぞれにとって音楽とは何かを訊いた。

――まずお聞きしたいのが、インナージャーニー結成の背景にカモシタさんのソロ活動がベーシックにあると思うのですが、そもそもシンガーソングライターを始めたきっかけというのは?

カモシタサラ(以下、カモシタ):ネットに自分で作った明るめの音源をあげたら、ライブハウスから”ライブしませんか?”と声が掛かって、そこからなんとなくシンガーソングライターになったんです(笑)

――みなさん同じ高校ですけど、この4人でバンドを組もうと思ったのは?

カモシタ:学校は同じでも年齢は違ってて、バンドを組もうと思ったのは大学になってからなんです。この2人(カモシタ、本多)は一緒にやってたんですけど、他は本当に面識がなくて。で、大学に入ってからバンドの音源を出したくなって、高校で上手かった人いたよなと思って声をかけて集まりました。

――カモシタさんから連絡が来たとき、どう思いましたか?

とものしん:急に長文のLINEと「グッバイ来世でまた会おう」って曲が送られてきたので一応聞いてみるかと(笑)。その時は別のバンドをやってたんですけど、なんか逃しちゃダメな気がするなと思って、やるよ〜って5分くらいで即答した記憶が。

カモシタ:うん、即答で来た。

――今回アルバムを制作するにあたって、何かこだわった点はありますか?

カモシタ:曲順はめちゃめちゃ考えました。4曲目「エンドロール」から5曲目「映写幕の向こうへ」になっているんですけど、そこはどっちも映画を題材にしている曲でそのつながりはすごく大事にしたいなって。1〜5曲目までで1回映画の中に入ってその後に向こうへ抜けていく感じ、1個の通過点みたいなのは考えました。

――「映写幕の向こうへ」は映画の主題歌ですが、制作する際に普段の曲づくりと違う点はありましたか?

カモシタ:普段は、こういう曲を作ろうとか思ってなくて、1個フレーズが出てきてから肉付けしていくことが多いんです。でもこれは、最初その映画の曲としか聞いてなくて内容もわからないまま作っていたんですよ。歌詞も全然違うもので「映写幕の恋人」っていう題名で。その後に映画見て歌詞を考えたときに、このメロディーに歌詞を当てはめるのがめちゃめちゃ難しいぞとなって、文字数とイントネーションを考えて作ったので割と時間がかかりました。

――とものしんさんと本多さんは、どういった印象ですか?

とものしん:この曲に関しては、そこまで大変ではなかった気がする。ただ映画の主題歌になるって決まっていた状態だったので、ちょっと雰囲気変えたいなっていうのはずっとあって。アルバムに入っている「夕暮れのシンガー」、「Walking Song」とか、衝動で1回バーンって弾いてそのままって感じが多かったんですけど、ちょっと落ち着いたのをやってみたいなとは思ってて。あえて弾かないでずっとやってみるっていうのは意識していた気がしますね、余白を開ける感じで。

本多:例えばサビや間奏とかで同じフレーズを使って伏線張ったりとか、そういうことを大事にしてやってたかな。映画っぽいじゃないけど、あくまでギターのフレーズとして深みを持たせるというか。決して難しいことやっているわけではないけど、そういう変化している感じとか戻ったりする感じとかを意識してやってたかな。

――「グッバイ来世でまた会おう」とmyeahns 逸見さんから提供された「とがるぺん」には共通のテーマがあるように思いました。この曲順にした背景って?

カモシタ:正解です(笑)。

――正解してしまった(笑)。

カモシタ:「グッバイ来世でまた会おう」を作ったのが高3ぐらいの時で、その頃は死ぬことが怖いから作ったみたいな、よくわからない状況で自分を納得させるために作った曲だったんです。「とがるぺん」も死のことを歌っていて。でも死について歌っているのに割と肯定してくれているというか、未来に繋がるんだという感じがなんとなく私の中にあって、高3の時の私をこの曲が肯定してくれている感じがあるなと思ってこの流れにしました。

ーーそういうことだったんですね。全体像を示すアルバムタイトルなんですが、『インナージャーニー』とした理由というのは?

カモシタ:初めてのアルバムはやっぱり自分達のバンド名と一致するものがいいよねって感じで。
とものしん:俺の中では、1stといえばセルフタイトルってイメージです。1stってベストアルバムじゃないですけど、今まで作った曲の全部を候補にした後に収録曲が決まるので、全曲が候補だから僕の中ではベストアルバムって感じがしていて。だから名刺みたいな感覚で『インナージャーニー』でいいんじゃないかなって。

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――ライブについても伺いたいのですが、10月1日に行われる結成3周年のワンマンライブ『インナージャーニーといっしょ vol.3 -内旅編-』に向けて意気込みをいただけますか。

とものしん:自分たちだけを見に来ているお客さんっていうのを何回か経験して、ここをこうした方が良かったなっていう反省点が色々見えてきた状態で3周年。バンド結成して初めてのライブがduo MUSIC EXCHANGEだったので、その場所で、初めてのアルバムで、セルフタイトルで。ようやく戻っていけるという、ね。ちょっと感動的な、というのを表現出来たらなと。

――期待しています。それでは最後の質問となりますが、あなたにとって音楽とは?

本多:僕にとって音楽は、他人への貢献かと思います。結構、人の為にギターを弾くことが多くて、しかもコミュ障だから…。それぐらいでしか他人と関わりを持てないっていう感じです。

とものしん:極論、人生に必要無いじゃないですか、音楽って。それでも、音楽はやめられない。必要に駆られてやることではなく、必要じゃないのにやっちゃうことの方が素晴らしいのかなぁと。

カモシタ:人生のスパイスで! 人生が一個の映画だったとしたら、その中で自分の感情とかをシーンに合わせて、事あるごとにこの曲が流れるとか、この曲を聞いただけで逆にあの時期に戻れるとか、そういう存在が私にとって音楽で。その音楽があるからこそ、この人生がより彩られるというか。景色に色がついて見えるのは音楽のおかげだなと思うので、音楽は人生のスパイスです。

取材:大津凜、嘉山愛美(日本工学院専門学校 蒲田キャンパス /コンサート・イベント科)
撮影:内海沙南

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