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4団体統一王者カネロ、ゴロフキン勝利も厳しい評価 「ESPN」PFP5位、井上尚弥は2位キープ

J-CASTニュース

米スポーツ専門局「ESPN」が2022年9月21日(日本時間22日)にプロボクシングのパウンド・フォー・パウンド(PFP=全階級を通じた最強ランキング)の最新版を更新。注目された「カネロ」こと世界スーパーミドル級4団体統一王者サウル・アルバレス(メキシコ、32)は前回と変わらず5位だった。

「ランキングアップにはゴロフキン戦勝利だけでは不十分」

アルバレスは9月17日に米ネバダ州ラスベガスでIBF、WBA世界ミドル級スーパー王者のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン、40)と対戦し3-0の判定勝ちを収めた。両者は過去2度対戦しており今回が3度目の対戦でアルバレスが通算2勝1分けとした。

ゴロフキンはミドル級で世界主要3団体の王座を統一し、WBA王座を19度防衛したレジェンド。今年4月には村田諒太(帝拳、36)と王座統一戦を行い9回TKO勝利で王座統一に成功した。そのゴロフキンに勝利したことでランクアップが期待されたが、結果は前回同様の5位だった。

ランキングに添付された記事では、アルバレスがランキングを上げるにはゴロフキン戦の勝利だけでは不十分だったとし、ランキング投票を行ったパネリストのほとんどはアルバレスを前回と同じ場所に留めることを決めたと伝えた。

「ESPN」のボクシングライターであるマイク・コッピンガー氏はアルバレスを5位とした理由について「彼がGGG(ゴロフキン)を明らかに下した一方で、一気に衰退し、印象的なパフォーマンスとはほど遠いものだったからです」と説明した。

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加えて、「来年、ドミトリー・ビボル(ロシア、31)と再戦するか、デビッド・ベナビデス(米国、25)との試合を実現すれば、再びトップの座に返り咲くチャンスはあるだろう」とも推察している。アルバレスは9月17日のゴロフキン戦後、かねてからの左手首の負傷を明かし、手術する意向を伝えている。

「GGGをKOして引退させると約束したが出来なかった」

また、アルバレスをトップ10から外したというボクシングアナリストのベルナルド・ピラッティ氏は、その理由について言及した。

「試合前からすでにカネロの7番をリストに入れていた。ゴロフキン戦でのパフォーマンスが悪いと思ったので、結果に関係なく彼をトップ10に入れないことに決めた」とし、「彼はGGGをノックアウトして引退させると約束したが出来なかった」と指摘した。

最新ランキングでは、前回2位の井上尚弥(大橋、29)が2位をキープ。1位はWBO世界ウエルター級王者テレンス・クロフォード(米国、34)で3位はWBA、WBC、IBF世界ウエルター級王者エロール・スペンス・ジュニア(米国、32)。4位は前回同様にWBA、WBO、IBF世界ヘビー級王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ、35)がランクされた。

 
   

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