top_line

【 最新ニュースをアプリでサクサク読むなら! 】

取り壊しも検討していた…古い物件があっという間に満室になったヒミツ

幻冬舎ゴールドライフオンライン

×

前向きに。立ち止まりながらも一歩ずつ。起業のこと、趣味の生け花のこと、日常のなかで感じる些細なこと、そして、熊本地震のこと……。時間の流れが早くなったと感じる人にこそ読んでほしい。日常のなかにある「特別」に気付く、珠玉のエッセイ集。※本記事は、寺本貴美代氏の書籍『ゆっくりいそぐ わたしの生き方』(幻冬舎ルネッサンス新社)より、一部抜粋・編集したものです。

【前回の記事を読む】「マウスの動かし方も分からなかった」女性がインターネットで成功できたワケ

第1章 不動産のお仕事

お部屋探し

ちなみにそのお客様は、親元を離れて独り立ちしようと決心し、新たな人生の再出発を考えているとのことでした。そんな事情を知ったら、こちらも何とか良い物件に巡り合ってほしい、と考えてしまいます。そこで私は、無理を承知で「犬なら良い」という物件に対して、猫を飼うことが許してもらえるのか、物件オーナーに交渉依頼をしてみました。すると、「少し時間をください」と管理会社の方に言われ、私は、「お願いします」と返事をしました。

すると翌日、返事が返ってきました。そもそもダメもとでお願いしたことで、難しいことはわかっています。心の準備をして返事を聞いてみると、「了解されました!」と管理会社の方は言ってくれました。

広告の後にも続きます

「ええっ〜本当ですか?」

猫が飼えるなら、その他の条件は満たしているので、お客様はきっと喜んでもらえる! 私は早速、お客様に連絡しました。それならすぐに見たい……とのこと。善は急げです。私はその日のうちに準備して、部屋の案内をしました。

「良いですね〜。こんな物件あったのですね〜。条件もぴったりですよ。ありがとうございます。嬉しいです〜」

そう言われると嬉しいのはこちらも同じです。希望の物件が見つかるというのは、まさに出会いです。ちょうど時期も良かったのかもしれません。今だから、この物件が空いていたのではないかと思います。もう少しあとだったら、他の人が決めていて、空室にはなっていなかったかもしれません。この部屋がまさに待っていてくれたのかも……? そういう一瞬の出会いが大きな喜びを与えてくれます。

「初めて一人暮らしをするんですよ。親とは一緒にいたい気持ちもあるけど、一人でやっていく力も必要なので、試してみたいんです!」

お客様は私に自分の気持ちを話してくれました。

  • 1
  • 2

TOPICS

ジャンル