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NASA 超音速機X-59、初飛行へ準備!チェイスプレーンは高高度対応のF-15イーグル

FlyTeam

NASA 超音速機X-59、初飛行へ準備!チェイスプレーンは高高度対応のF-15イーグル

アメリカ航空宇宙局(NASA)は2022年後半に予定しているX-59 QueSST(Quiet SuperSonic Technology:低ソニックブーム/静粛超音速機)の初飛行に向け、F-15イーグル2機「N884NA(機体記号)」と「N897NA」をチェイスプレーンとして使用します。チェイスプレーンは、試験飛行するX-59 QueSSTを近くから観察し、地上と密に連携を図り、安全なフライトを実現します。F-15は、この飛行に合わせ、高高度で長時間の飛行に対応するため、改修を実施しています。

X-59 QueSSTとチェイスプレーンのF-15は、通常の旅客機が飛ぶ3万フィート以上、特に音速飛行では約4万から6万フィートの高高度を飛行します。X-59 QueSSTは、高度に応じて気圧を調整する旅客機と同様の機内を与圧するシステムが採用されています。一方、F-15は、後付けの陽圧システムの生命維持装置を搭載しています。今回、高高度を長時間飛行するため、緊急用酸素ボトルを含む酸素供給装置が射出座席に取り付けられました。

新たに取り付けた部品は、X-59と同じ部品が多く、NASAアームストロング・リサーチ・センターがF-15向けに設計し、耐空性を検証しました。今後、地上試験を経て、飛行試験を実施します。

新たな生命維持装置を搭載したF-15

X-59 QueSSTは、開発が進められている民間の超音速旅客機が飛行できるように法律を改正するための実験機です。超音速飛行の実験を通じ、地上へ轟音を響かせるソニックブームが低減したデータを収集します。収集データは、アメリカ連邦航空局(FAA)と国際民間航空機関(ICAO)に提供されます。

なお、X-59 QueSSTの開発は、テキサス州フォートワースで耐久性の検証・評価試験を終え、4月中旬に再びカリフォルニア州に戻り、製造が続けられています。

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