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台風下で矢沢永吉ライブ決行、“「自己責任」で帰宅困難者続出”は避けられなかったのか 田村淳「ロックの“踏み絵”だと思う」

ABEMA TIMES

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 「サイコー!矢沢サイコー!」とずぶ濡れになりながら福岡PayPayドームを後にするのは、矢沢永吉のライブを終えたファンの人々。一方で、「タクシーつかまらない。ちょっと考えるが…困ったな」と途方に暮れる人も。

【映像】矢沢永吉ライブ決行で帰宅困難者が続出

 18日、台風14号の影響で地下鉄が停止。タクシー待ちが数百人規模となり、雨の中で足止めをくらう来場者が続出した。この日、矢沢は開催を望むファンの声に応え、ライブを決行。公式ホームページで「自身の判断で必ず安全を確保できる方、帰路につける方のみ」の来場を呼びかけ、来られない人には返金すると伝えていた。

 しかし、結果は嵐の中で多くの人が帰宅困難に。Twitterでは、「ファンの自己責任で開催って無責任では?」「危険でも行っちゃうのがファンの心理」「台風でも開催してくれてファンは喜んでるよ」「主催側は忠告してるし、あとは客が判断すること」と賛否両論があがった。

 リスクが予期できても、最後は自己責任なのか。20日の『ABEMA Prime』は議論した。

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■参加者「行ってよかった」、田村淳「ロックの“踏み絵”だと思う」

 公演に参加したYAZAWAファン歴15年で九州在住の新納さんは、交通機関がストップすることを考慮して自家用車で移動。自己責任は承知の上で、「前の日から計画を練り直したり、行くべきか行かないべきか、かなり悩んだ。いろいろ考えながら、風が強くなる前の早めの段階で行っておけば大丈夫ではないか、ということで行った。批判的な声もあると思うが、私自身は行ってよかったと思った」という。

 タレントの田村淳は「これはロックの“踏み絵”だと思っている。“行くことがロックなんだ”というのが相まって、自己責任というかたちで開催するのは賛成しない。ここまで台風情報が出ている状況の中で開催すべきではなかったし、事故が起きたというニュースを見るのはやっぱり嫌だ。“避難すべき”という判断は、運営側の発信ではファンの方も納得できないので、矢沢さん本人に発信してほしかった」と話す。

 元SKE48でフリーアナウンサーの柴田阿弥は「お客さんの“その日しか行けない”という気持ちはわからなくもないが、気象庁が『命を守る行動を』と呼びかけている中で、“行っても仕方ない”とは言えない気持ちもある。ケガ人や亡くなった人が出てしまうと今後開催できない、つまり、本当の意味では自己責任ではない。可能な限りで運行バスを出すとか、『帰れない方はここに避難してください』などのオペレーションがあってもよかったと思う」とコメント。

 佐賀県唐津市在住のライター・中川淳一郎氏は「ネットの『否』の意見を見ていると、『本来出動しなくてよかったタクシーの運転手が急な出勤をさせられてかわいそうだ』『本来そのタクシーに乗れた人が矢沢さんのせいで乗れなくなる。矢沢さんのファンのせいで乗れなくなる』という論調がすごく多くて、“他人に迷惑をかける奴はいくらでも叩いていい”という恐ろしさを感じた。唐津から姪浜という福岡PayPayドームの近くの駅まで、筑肥線が止まることは決まっていた。九州の人の台風に対する備えはレベルが高くて、その上で九州のファンは行ったのだと思う」と推察した。

■専門家「『自己責任』は非常に危険な言葉」

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