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「最大の問題は旧統一教会だ」岸田内閣、支持率最低に…年内浮上は困難か? 記者が解説

ABEMA TIMES

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 岸田内閣の支持率に関するANNの世論調査が17日と18日に行われた。結果、「支持する」と答えた人は36.3%となり、先月より7.4ポイント下がり、政権発足以来最も低い数字となった。

【映像】安倍元総理と習近平主席とのツーショット(画像あり)※16:50ごろ〜

 安倍元総理大臣の国葬に「反対」と答えた人は54%で、岸田総理の説明に「納得しない」と答えた人は6割に上った。また、自民党の議員と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係について、調査が「不十分」と回答したのは65%で、「十分」を大きく上回る結果になった。

 テレビ朝日・政治部デスクの千々岩(ちぢいわ)森生記者は、不支持率の上昇の背景について、こう語る。

「政権発足時は安定していた岸田内閣ですが、いまは旧統一教会、安倍元総理の国葬、物価高など、さまざまな問題が重なっています。ただ、世論に与える影響として、最大の問題はやはり『旧統一教会』です。来週には国葬も終わりますし、物価高は日本だけでなく世界全体に起こっていることです。しかし、統一教会の問題は終わりません。来春には統一地方選挙があり、これには地方議員も関係していますので、仮に問題が下火になっても火種が消えることはないでしょう」

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 「不支持」は今までで最も高い40.9%で、初めて支持を上回った。数字について、岸田総理や政権幹部はどのように受け止めているのだろうか。

「深刻に受け止める声がほとんどです。実際に岸田総理の周辺からも『反転攻勢は難しい』や『打つ手がない』といった声を多く聞きます。政治的に、タイミングも非常に悪いです。一般的に、国会の休会中、つまり7〜9月の夏場や、12月〜1月の冬場は、ひと段落して内閣支持率が持ち直す時期です。まさにその8月、9月に支持率が急落しています。来月から臨時国会が始まって野党の追及も厳しくなるでしょう。年内に支持率を浮上させるのは難しいと思います」

 支持率の下落を受け、自民党内で「岸田おろし」のような動きはあるのだろうか。

「岸田おろしの声はありません。政局のタイミングではない。だいたい政局が起きるのは選挙前。菅総理も『菅総理では選挙を戦えない』という不満が噴出し、去年9月の自民党総裁選前に結果的に降りることになりました。岸田政権もおそらく低空飛行のまま来年に続いていくでしょう」

 今後、岸田総理は支持率浮上のため、どのような行動を起こすのか。千々岩記者は「過去の支持率が高かった、長期政権を築いた内閣を見ると、大きな特徴がある」と話す。

「ポイントは短期間、特に最初の1年で結果を出すことです。まず小泉内閣。最初の1年、小泉内閣が何をやったか。『自民党をぶっ壊す』と言って、本当に自民党のしきたりにとらわれない人事をやり、党内で多くの“喧嘩”をしました。それを世論が喝采したのです。政権発足の翌年には、史上初めて、内閣総理大臣として北朝鮮を訪問しました。『拉致なんてしていない』と言っていた北朝鮮から、実際に拉致被害者が5人帰国しました。凄まじい結果です」

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