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『ちむどんどん』“四者四様”のプロポーズ 比嘉家の“迷惑かけがち”な恋愛を振り返る

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『ちむどんどん』写真提供=NHK

 比嘉歌子(上白石萌歌)の初恋に終止符が打たれようとしている。幼いころから想いを寄せていた砂川智(前田公輝)とようやく結ばれそうなのだ。

参考:『ちむどんどん』良子役を好演した川口春奈 新ドラマ『silent』に向けて高まる期待

 彼女にとって長い初恋だった。智が姉の暢子(黒島結菜)に恋をしていると知ったとき、運送会社の同僚だった花城真一(細田善彦)に心が揺れ動いたとき、沖縄と東京で離れていた時期など、何度も恋を終わらせるタイミングはあった。でも、歌子は智を想い続けてきた。そしていまや智も歌子のことが好き。それは周りも分かっていて、あとは智の踏ん切り次第となっている。

 『ちむどんどん』(NHK総合)は、こうして歌子をはじめとした、比嘉家の子どもたちの恋愛・プロポーズにスポットを当ててきた。

 最初に結婚をしたのは良子(川口春奈)。石川博夫(山田裕貴)と両想いだったのにも関わらず、とにかく博夫がハッキリしなかった。良子に縁談があっても「君の決断を尊重し、新しい門出を祝福する」と返すだけ。大きな心の傷を負った良子は、喜納金吾(渡辺大知)と結婚する決断をする。

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 両家顔合わせ当日、博夫が比嘉家に姿を現した。あることで暗躍していた賢秀(竜星涼)がなんとか帰らそうとするも「結婚したいんです!」と博夫。賢秀からの「間違いなく幸せにすると約束できるか? 良子はよ、生意気で偉そうで口うるさいけど、俺の大事な妹なわけよ!」という熱き問いにも「必ず幸せにしてみせます!」と人が変わったように答えた。その後、良子にプロポーズ。良子は涙を流しつつ、彼の求婚を受け入れた。2人の想いが通じ合ったとき、金吾は涙をこらえ笑顔で「良子さんを必ず幸せにしてください! お願いします」と言い残し、その場をあとにした。

 一方、東京で青柳和彦(宮沢氷魚)と運命の再会を果たしたのは暢子。彼女は、自分が彼のことを好きだ、と自覚するまでかなりの時間を要した。和彦もまた大野愛(飯豊まりえ)というパートナーがいながらも、暢子に惹かれていく。

 彼の気持ちに気づいた愛は、自ら身を引く決断をし、手紙で別れを告げた。その日の夜、和彦は暢子に告白。紆余曲折ありながら、2人は沖縄にて結婚の約束をした。この交際期間のないスピード婚に驚いた人もいるだろう。長らく友人関係が続いていただけに、勝手知ったる仲ということか?

 最後は賢秀だ。彼は比嘉家のトラブルメーカーとしてのイメージが強く、恋愛関係はまったく描かれなかった。しかし転機が訪れる。「猪野養豚場」の娘・猪野清恵(佐津川愛美)との出会いだ。しばらくはつかず離れずの関係が続いていたが、清恵の離婚していた過去が発覚した際、2人は大げんかとなり、彼女が養豚場を出て行った。賢秀は必死で清恵を探しだし、自分が間違っていた……と非を認めた。さらに、家族に迷惑をかけ、人に騙され、みんなにウソをついてきた、と前置きしつつ「だけどお前が教えてくれた。人間はやり直せる。何度でもやり直せるわけ。俺はお前とやり直したいわけよ!」「お前でないとダメなわけよ!」と告白した。

 その後、暢子の店「ちむどんどん」に母・優子(仲間由紀恵)が来ていた際に清恵を連れてきた賢秀。まだ彼女にプロポーズをしていないのにも関わらず、優子に結婚すると挨拶し、清恵を驚かせた。賢秀はひざまずき、空っぽのリングケースを差し出して「すまん! 中身までは用意できなかった」と謝罪。家族からのガヤを一蹴し「今は空っぽヤサ。だけど、いつかダイヤモンドの指輪を買ってやる。だから、俺のお嫁さんになってくれ!」とプロポーズ。彼らしい求婚シーンだった。

 こうして振り返ってみると、周囲を巻き込み、人の人生を180度変えるような行動をしながらも、幸せになってきた比嘉家の兄妹たち。では、歌子と智はどうか? なるべく人に迷惑をかけないように結ばれてほしい。ただ、それだけを願う!(浜瀬将樹)

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