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4630万円誤給付事件「和解で一件落着」でも「役所への批判」が続出している!

アサ芸Biz

 山口県阿武町が、新型コロナウイルス対策の臨時特別給付金4630万円を誤って振り込んだ問題は、9月15日に山口地裁萩支部で開かれた弁論準備手続きで、田口翔被告側と町側の双方が和解案に合意したとことが明らかとなった。
 
 町は誤入金と知りながら返還しなかった田口被告に、4630万円と弁護士費用などを含めた5116万円の支払いを求めて5月12日に提訴した。その後、町は誤入金分の回収を終え、弁護士費用など486万円の支払いが焦点となっていたが、田口被告が解決金として347万円を支払うことや、町や町民に対して謝罪することなどの和解案を双方が受け入れることで合意した。

 これでようやくこの問題も一件落着かと思いきや、ネット上では役所に対する批判が続出しているという。取材を進めるフリージャーナリストが言う。

「この和解については《一件落着で良かった》と評価する声も多いのですが、一方で《もとはといえば役所のミスが原因だったはず。役所としてもしっかり責任を取る必要があると思う》《この問題は基本的に役所側の大きなミスが引きがねとしてあるので単なる「良かった良かった」で終わらせるのではなく改善できることは改善する》《弁護士費用まで田口被告に請求しているが、阿武町は自分らのミスが原因なんだから、それくらい今後の戒めとして払った方がいいのでは?》といった意見も少なくないのです」

 阿武町の花田憲彦町長は会見で、「事務事業やチェック体制などの見直しを行う」と再発防止に取り組むことを明らかにしているが、

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「今回のミスについてはどのような責任を取るのか、しっかりと町民に示してほしいところですね」(前出・フリージャーナリスト)

 今回の事件の被害者は町民であることを、町は忘れてはならない。

(小林洋三)

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