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京大「知の集積」今後どうなる 閉鎖発表も方針転換、全学的検討へ…年内の結論目指す

J-CASTニュース

授業や公開講義といった6000本以上の動画などを公開する学術情報サイト「京都大学オープンコースウェア」(OCW)について、京都大学は2022年9月16日、サイトの今後についてタスクフォースを設置し、年内に結論を出すことを目指して全学的検討を始めたと発表した。

「大学の知的資産を利用しやすくなるような環境を再構築」

京都大学OCWでは、同学で行っている授業などの動画や講義資料、授業シラバスをデジタルコンテンツとして蓄積し、公開している。YouTubeチャンネル「Ktoyo-U OCW」では約6400件の動画が公開されており、京大は9月21日にチャンネル登録者数が10万人を突破したと発表している。

OCWをめぐっては、京大が8月4日、サイトの運用組織である高等教育研究開発推進センターが9月末に廃止されることに伴い、京都大学OCWのサイトも同月中旬以降に閉鎖すると発表。ネットでは否定的な声が上がっていた。

その後、京大は「現在公開されているコンテンツに限りしばらくの間、教育推進・学生支援部教務企画課(教育情報推進室)で運用することになりました」と方針を一部転換した。

9月16日には、「より質の高いものとして系統的かつ積極的に発信していくため」とした上で、タスクフォースを設置し、年内に結論を出すことを目指して全学的検討を始めたと公表。「本年10月以降も、公開されてきたコンテンツは維持することとしています」と記した。

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より多くの利用者が「大学の知的資産を利用しやすくなるような環境を再構築」していくと述べ、「引き続きご支援のほどよろしくお願いします」と締めくくっている。

16日の発表で伝えられた「コンテンツは維持する」とは、いつまでのことを指すのか。J-CASTニュースが9月21日、この点について京大に取材すると、

「このたび設置したタスクフォースは、これまで公開してきた動画等を含めて、OCWをより質の高いものとして系統的かつ積極的に発信することを検討するものです」

と回答した。

 
   

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