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同僚妻から中傷被害…西武・源田壮亮が明かした苦しみ 山田遥楓への怒号は否定「事実と異なる」

J-CASTニュース

西武ライオンズの主将・源田壮亮内野手(29)の妻がチームメートの妻からSNSで誹謗中傷を受けたと週刊文春のウェブ版が報じ、源田選手は、その経緯を自らのインスタグラムで説明した。

文春オンラインは2022年9月21日、源田選手の妻で元乃木坂46メンバーの衛藤美彩さん(29)が、同じ西武の山田遥楓(はるか)内野手の妻からインスタグラムで誹謗中傷を受けていたと報じた。

「球団内部情報や個人情報が約2年間に渡り、晒され続けた」

それによると、衛藤さんのインスタに届いたダイレクトメッセージ(DM)について、裁判所に発信者の情報開示請求をしたところ、山田選手の妻だったという。22年1月に源田選手夫妻に長男が生まれると、衛藤さんのインスタに数十件のDMが届き、内容もエスカレートした。身の危険を感じるようになって、弁護士に相談して、発信者情報開示請求に踏み切ったという。

文春の記事では、源田選手は8月下旬に選手やスタッフの前で「許せない」などと泣きながら訴え、山田選手もその場にいたとする球団関係者の話を伝えた。

この報道を受け、源田選手は21日、インスタを更新し、「この度の週刊誌報道について、お騒がせしております」と切り出したうえで、「事実と異なる内容が多かった為、自分の口からお伝えしたいと思います」と述べた。そして、開示請求までの経緯について、次のように説明した。

「本件は、私たちのSNS上の公開されているコメント欄に、球団内部情報や個人情報が約2年間に渡り、晒され続けておりました。私たちの家の住所、妊娠、その他様々な情報などが晒され続けたことにより、引っ越しはもちろんのこと、身の危険、自分の身近の人なのか?という人間不信や不安が続き、精神的に追い込まれた状態に陥ってしまいました。球団関係者が知人に話してしまったことが悪用されているのではと思い、極めて悪質であることと、身を守るためにもアカウントの開示請求に踏み切ることを決心しました」

同僚の山田選手に対し、「野球を奪わないで欲しいという想いを球団に相談」

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源田選手は、世の中に訴えようという気持ちもあったとしたが、発信者がチームメートの妻と特定されたことで、「全てを内々で済ませることと、当該選手から野球を奪わないで欲しいという想いを球団に相談させて頂きました」と明かした。

そして、球団と話し合った結果、チームメートのみに自分の口から事実関係を説明することになったという。

文春が山田選手の前で「許せない」などと訴えたとする話を紹介したことについては、こう反論した。

「報道には怒号や悔し涙などと記載されておりますが、上記の流れで開催されたものであり、怒号などはあげておりません。また悔し涙ではなく、苦しんできた想いが湧いてきて涙が出てしまいました。また当該選手はこの会には参加しておりません」

最後に、「平穏な日常が戻ってきたので、私たちが望むことはこれ以上何もございません。そして相手方のご家族への非難や誹謗中傷をなさらぬようご配慮頂ければ幸いです」などと締め括っている。

妻の衛藤さんも9月21日、公式インスタのストーリーで源田選手の投稿を紹介している。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

 
   

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