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妻絶句…「この家から追い出す気か!」義母の恐ろしい言動

幻冬舎ゴールドライフオンライン

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本記事は、島崎二郎氏の書籍『ALS―天国への寄り道―』(幻冬舎ルネッサンス新社)より、一部抜粋・編集したものです。

母の認知症と妻のうつ病

その頃の私達には、認知症についての知識が全くなかった。

実際に介護する京子と、たずさわらない者との認識の隔たりはあまりにも大きく、理解してもらえないもどかしさばかりが、京子一人の中につのっていった。

家族全員がたずさわることで、母の認知症の特徴が理解できる。当時、そのことが解決方法だということに誰も気付いていなかった。

「あなたには、私の気持ちは分からない」

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妻の強い怒りが、私に向けられるようになった。

その頃になると、私にも母のまだら認知症の発症が分かるまでに症状が進んできていた。しかし、母がその病名で病院に行くことはなかった。

「京子と一緒になって、この家から追い出す気か」

私は母のその一喝で、気力が萎えってしまっていた。もう、異を唱える者がいなくなり、母が動くことはなかった。

そうこうしているうちに京子の方がうつ病になった。

市内にたくさんの病院があるにもかかわらず、近所の目を避けて、わざわざ市外の心療内科に通い始めたが、「一人で抱え込まないで、夫の兄弟姉妹と分かち合ってください」と、いつも女医に同じことを言われて帰ってきた。

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