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YouTube、チャンネル収益化への基準が拡大 ショート動画で収益化も可能に

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 太平洋時間9月20日、米国カリフォルニア州ロサンゼルスで行われた初開催の「Made on YouTube 」にてYouTubeは、YouTubeでのクリエイティビティに対する新たな報奨を発表した。

 YouTube は、より多くのクリエイターがYouTubeでの収益化システムであるYouTube パートナープログラム(以下、YPP )に参加できるように拡大すること、ショート動画での収益化の新たな方法の導入、そして音楽を使用する動画の広告収益還元を通じて、音楽業界とクリエイターとの関係を再構築する改革案について発表した。

参考:【写真】YouTube Japanが選んだ、過去15年における国内トップブレイク動画

■YouTube パートナープログラムへの参加拡大

 2023年初頭から、ショート動画に特化したクリエイターは、チャンネル登録者1000人以上、直近90日間のショート動画視聴回数1000万回以上などの条件を満たせば、YPPに申請できるようになる。そして、これらの新しいYPP参加者は、動画投稿への広告収益を含め、YPPが提供するすべての特典を受けることができるようになるとのこと。既存の基準では、チャンネル登録者1000人以上、総再生時間4000時間を突破がYPP申請の条件だったが、それに加わる新しいオプションとなる。

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 さらに、YouTubeに動画を投稿するようになって間もないクリエイターをサポートするため、Super Thanks、Super Chat、Super Sticker、チャンネルメンバーシップを含む、視聴者ファンディング機能への早期アクセスを提供する、新たな利用資格もYPPに導入するとのこと。

■ショート動画で初となる収益化モデルを導入

 YouTubeショートは、1日の視聴回数300億回以上、月間ログインユーザー数15億人以上に達しており、世界中で人気を集めている。この新たに登場したショート動画のクリエイターに還元するため、2023年初頭から、YouTubeは固定額のファンドから移行し、現在YPPに参加している、もしくは今後参加するショート動画のクリエイターに対して、YouTube独自の収益分配モデルを強化。ショート動画のフィードでは、動画と動画との間に広告が表示されるようになり、広告からの収益は毎月合算され、YouTubeショート クリエイターへの報酬と音楽ライセンス費用に使用される。クリエイターに割り当てられる全体の広告収益の45%を YouTube ショート クリエイターが受け取り、ショート動画の合計視聴回数の割合に応じて分配される。また、音楽を使用しているかどうかは、収益分配の割合に影響しない。

■「クリエイター ミュージック」の開始

 音楽ライセンスの複雑さゆえに、音楽を使用するほとんどの長尺動画で、クリエイターが収益を得ることができずにいる。YouTubeは、この状況において、音楽業界とクリエイターの間の橋渡しをするために、「クリエイター ミュージック」を開始。これはクリエイターに対しては、長尺動画に使用できる楽曲を集めた音楽カタログへのアクセスを容易にする一方で、アーティストや音楽権利所有者に対しては、YouTubeでの楽曲の新しい収益源を提供するものとなる。クリエイターは手頃な価格で音楽ライセンスを購入でき、音楽を使用しない動画と同じ収益分配を得られるようになる。また、事前に音楽ライセンスの購入を望まないクリエイターは、使用した楽曲のアーティストや関連する権利所有者と収益を分け合うことも可能。「クリエイター ミュージック」は、現在ベータ版が米国で提供されており、2023 年に対象地域を拡大する予定だ。

 また、今回の発表に対して、YouTube CEOのスーザン・ウォジスキ、YouTube最高製品責任者のニール・モーハン、YouTube 音楽部門グローバル責任者のリオ・コーエン、そしてクリエイターエコノミーをリードするクリエイターやアーティストからコメントが寄せられた。

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