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大量のワニが沿岸から攻めてきた!と話題となっていた映像の真相は?

カラパイア

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 先日、ブラジルの浜辺を大量のワニが占領している動画がSNSに投稿され、ワニの侵略により地元の人々がパニックになっているという噂が拡散し、瞬く間に憶測が広がった。

 映像には確かに数えきれないほどのワニが浜辺を占拠しているように見える。ワニが陸地を侵略しにやってくることなどありえるのだろうか?

 それについて、ある動物学者が真相をツイートした。


Crocodile Invasion on Brazil Beach

ワニの侵略か?ワニの大群が海岸に結集

 9月15日、アメリカのラジオ司会者がツイッターに投稿した動画は、多くのユーザーらを驚かせた。
ブラジルでは、ワニ(クロコダイル)の侵入により浜辺の 1 つが数百、さらには数千匹であふれ、地元住民はパニックに陥っています。
 この映像は瞬く間に拡散し、「ワニが人間を攻めにやってきた!」「クロコダイルの侵略だ!」という憶測がSNS上で飛び交った。

 果たしてその真相は?

ここは海ではなく湿地。多くのワニが集まるスポットだった

 同日カナダの動物学者がこの映像についてツイートし、真相を明かした。
これは侵略ではありません。また、地元住民はパニックにもなっていません。

この場所は、世界最大の熱帯湿地「パンタナル」にある巨大な沼地の沿岸で、多くの自然が残された場所です。

それから、これらはワニはクロコダイルではなく、ヤカレカイマンです。
 ヤカレカイマン(パラグアイカイマンとも呼ばれる)は、アリゲーター科カイマン亜科に属するワニで、アルゼンチン、ボリビア、 ブラジル、パラグアイの湖、川、湿地に生息する。

 体の色は茶色く黒い斑点で覆われている。体長はオスが2~3メートル、メスが1.4メートルほど。

 1980年代にワニ皮のために大量に捕獲され、個体数が大幅に減少した。ほぼ絶滅する寸前までいったという。

 だが、1992年、野生のワニ皮の取引が世界的に禁止となり、徐々に個体数が戻り、現在「パンタナル」には1千万匹以上が生息する、世界で最もワニが集中している場所となった。

 また、別のユーザーもこのようにツイートした。
これは海のビーチではなく侵略でもありません。 パンタナル湿地の真ん中にあるMS-195道路から見たナビレケ川の自然の生息地にいるカイマンの美しい光景です。

地元の人口: 0
パニック状態: LA のラジオ司会者1人(笑)
 つまりは、この動画は人間の観光客が訪れるようなブラジルの海の浜辺などではなく、パンタナルの湿地に集うワニたちの自然の姿だったのだ。

 パンタナルは自然保護地域であり世界遺産となっている。

 最後に、動物学者は「オンラインで話す時には、事実と内容を調べてからにしてください」と締めくくった。

References:Truth behind the ‘crocodile invasion’ of beach in Brazil/ written by Scarlet / edited by / parumo

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