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「定年後、毎日家にいるのはやめてね」と妻に言われ、50歳を過ぎて始めたこと

日刊SPA!

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「定年後、毎日家にいるのはやめてね」と妻に言われ、50歳を過ぎて始めたこと

 定年延長や廃止を検討する企業が出始め、定年後再雇用が当たり前になりつつある昨今。けれど週刊SPA!は「断固NO」。60歳で颯爽と会社を去り、充実した老後生活に突入するのだ。そのためには当然準備が必要。明るい老後を叶えるべく60歳で会社を去る方法を徹底調査。今回は定年後に地域活動に専念する清水孝幸さんに居場所と安心と仲間を得る方法について聞いてきた。

◆妻の「定年後、毎日家にいるのはやめてね」がきっかけ

 30年以上、新聞記者として第一線を走り続けた清水孝幸さんが地域活動を始めたのは、50歳を過ぎて妻から言われた、「定年後、毎日家にいるのはやめてね」という厳しいひと言がきっかけだった。

 そして、まずは妻の友人の夫が通っている将棋サークルに参加。自信はまったくなかった。

◆妻の付き添い付きで行った将棋サークル、その結果は…

「僕の将棋の腕前は、なんとか駒の動かし方がわかる程度。でも、『行かないと離婚するよ』と言われたので行くしかない。妻が付き添ってくれて、“保護者同伴”で参加しました。

 しかしいざ体験してみると、丁寧に教えてもらえるし、とにかく将棋だけに没頭できる。仕事の話も肩書も、家庭のことも話題に出ない。つかず離れず、居心地のよさを感じました」

◆自分は何が好きで何が苦手なのかを知ろう

 ほかにも、ヨガや料理教室、ルームスプレーなどを作るアロマテラピー講座に挑戦したという清水さん。

「体も心もまだフットワークが軽い50代のうちに、自分は何が好きで何が苦手なのか知りたくて。

 結果的に55歳で生まれて初めて体験した、ラテンダンスのサルサの虜になり、5年以上たった今も続けています。まさかこれほどハマるなんて思いもしませんでした」

 その“まさか”にいかに出合うかが、豊かな老後の基礎となる。

◆大切なのはフットワークを鍛えておくこと

「大切なのは、新しい世界に飛び込めるフットワークを鍛えておくこと。サークルや講座の情報は、区報や公民館、図書館で得られます。ボランティアや地域の行事に参加してみたり。

 そして、複数の居場所をつくる。活動場所が一つだと、頑張って続けようとして、無理をしがちです。だからこそ居場所を複数つくって“リスクヘッジ”をする。

 近所に知り合いが増えれば、お互いに様子を窺うなど、見守り合うこともできる。ぜひ何かひとつ、始めてみてください」

【清水孝幸さん】
東京新聞事業局長。著書に『定年が楽しみになる!オヤジの地域デビュー』(東京新聞出版局)

取材・文/週刊SPA!編集部

―[[今から備える]60歳で[もう働かない]技術]―

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